岩手県経済連の女子事務員に新しい事務服

昭和29年3月6日の岩手日報より。

ある程度以上の年齢であれば「岩手県経済連」と言えば「農協」のことであると分かることと思う。
社会人野球でも強豪であった。
当時は盛岡の呉服町(現在の中の橋の近くの第九十銀行跡のあたり)にあった。

その岩手県経済連で、女子事務員に新しい事務服というニュースである。

グリーンの生地にヘチマエリ、セミグランの袖であったという。

短い丈になっているのは書類整理の邪魔にならないようにということであった。

農協ということで彼女たちは「ビル街農民」と呼ばれていたようだ。

記事では「県下六十万農民のお台所を支えて」と書いている。
農業人口は県内の半数はいたようである。

 

ちなみに、昭和27年に設立された岩手県経済連(岩手県経済農業協同組合)は、平成14年(2002年)に全農(全国農業協同組合連合会)と合併し、「JA全農いわて」(全国農業協同組合連合会岩手県本部)となっている。

 

 


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