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自由党から共産党まで県議が呉越同舟で釣り(昭和26年4月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

自由党から共産党まで県議が呉越同舟で釣り(昭和26年4月1日)

昭和26年4月1日の「夕刊いわて」より。 この年の4月1日は日曜日。 日ごろは舌戦をたたかわせている各党の県議も呉越同舟で船に乗って釣りとしゃれこんでいる。 民主党(自民党になる前)の最高委員長や自由党の幹事長、社会党議員や共産党議員まで仲良く釣りを楽しんでいるようだった。 これは高松の池かどこか?…
列車内を逃げ回る「白エプロンの女」(昭和26年3月30日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

列車内を逃げ回る「白エプロンの女」(昭和26年3月30日)

昭和26年3月31日の「夕刊いわて」より。 盛岡市警察署では、「山田線の上盛岡駅から白エプロンの女が宮古方面にヤミ米を運んでいる」という情報をキャッチした。 それで警戒していたところ、上盛岡駅でそれらしい女が乗り込んだ。 車内で逮捕して、次の山岸簡易駅(当時)で降ろしたら敵もさるもの。列車が動き始め…
盛岡駅で小荷物の中にヤミ米 a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡駅で小荷物の中にヤミ米

昭和26年3月25日の「夕刊いわて」より。 盛岡駅小荷物係から盛岡市警察署盛岡駅前巡査部長派出所に「毛馬内から来た花輪線の列車で着いた荷物の中にヤミ米があるようだ」と通報があった。 毛馬内とは現在の十和田南駅である。 上野行きの列車に積み込む前に、5俵を押収したのであった。   終戦から6…
大雪で特に県南は混乱(昭和25年11月29日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

大雪で特に県南は混乱(昭和25年11月29日)

昭和25年12月1日の岩手新報より。 11月29日は県内で広く雪が降ったようで、鉄道のダイヤが乱れるなど、県内で大きな影響を及ぼしたようである。 特に、県南ではその影響が甚大だったようだ。 それでも、子供たちは雪に大喜びだったようだ。 (写真は盛岡の中心部の杜陵小学校)    …
あの事件はどうなった?(昭和25年10月12日) j東磐井郡

あの事件はどうなった?(昭和25年10月12日)

このブログを始めて1週間が経過し、どのように更新するのか、どのように検索に引っかかるのかということもおぼろげながら分かってきた。 色々な事情からセンシティブと思われる記事については、記事ごとにnoindex, nofollowすればいいということもわかった。 しかし、それだけでは検索に引っかかる可能…
山のボンペイ街のチャコ(357)匂いコするじゃ a盛岡・岩手郡・紫波郡

山のボンペイ街のチャコ(357)匂いコするじゃ

昭和25年10月5日の岩手日報より。 この日に掲載された漫画「山のボンペイ街のチャコ」では、ボンペイが盛岡から帰宅する。 「あーあ やっぱり山はいいな。水の匂いコするよんた」 「林に来れば木の匂いコするし…」 「田んぼさ来れば稲の匂いコするし…」 「家さ入ればおづげ(おつけ:味噌汁)の匂いコするし、…
県営グランド宝くじ抽選会(昭和25年10月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

県営グランド宝くじ抽選会(昭和25年10月1日)

昭和25年9月28日の岩手日報より。 「県営グランド宝くじ抽選会」というのが10月1日に県公会堂で開催されるのだという。 これは岩手県が主催するのだそうで、受託しているのは日本勧業銀行。 後年も宝くじは第一勧銀が行っており、現在でもみずほ銀行が行っている。 この「県営グランド~」というものがどういう…
山のボンペイ街のチャコ(353)猫が生のイカ食べちゃいけません l全県

山のボンペイ街のチャコ(353)猫が生のイカ食べちゃいけません

昭和25年10月1日岩手日報より。 当時掲載されていた漫画「山のボンペイ街のチャコ」では、チャコの飼い猫「ニイ」が台所の生のイカを食べてしまう。 このあたりは獣医師による以下のページに書いてある。 いわく、 生のイカを猫に与えるのは絶対にダメです。鮮度が落ちた生のイカには、チアミナーゼという成分が含…
豊作なのに精米所の能力が足りず配給が遅滞(昭和25年9月28日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

豊作なのに精米所の能力が足りず配給が遅滞(昭和25年9月28日)

昭和25年9月28日の岩手日報より。 この年は食糧事情が好転し、米食率が73%で「戦後最良」であったという。 というか、73%しか米を食べれなくても、それは「良い方」だったらしい。 ともかくも、配給は「いも」「粉」に代わって米が1か月に22日分も配給されたのだという。 しかし、精米所が足りず遅配とな…
山のボンペイ街のチャコ(360)お魚が真っ黒焦げ(昭和25年9月28日) l全県

山のボンペイ街のチャコ(360)お魚が真っ黒焦げ(昭和25年9月28日)

昭和25年9月28日の岩手日報より。 当時連載されていた漫画「山のボンペイ街のチャコ」より。 ボンペイとチャコは七輪での焼き魚を見ているようチャコのお母さんに頼まれる。 ところが焼き過ぎて黒焦げにしてしまった。 それをお母さんは怒るでもなく「がまんしていただきましょうね」と。 後年であれば、発がん性…
東北の一級酒審査の合格率は岩手が筆頭(昭和25年9月27日) l全県

東北の一級酒審査の合格率は岩手が筆頭(昭和25年9月27日)

昭和25年9月28日の岩手日報より。 昭和25年度の一級種審査会は、9月27日10時から仙台国税局で国立醸造試験所長を招き行われた。 審査項目は官能検査(実際に味わう)、化学審査で、東北6県の116店のうち、95点が一級種として合格した。 県別の合格率は以下の通り。 青森 84.6% 岩手 92.3…
山のボンペイ街のチャコ「くまのにぐ かわねスか」(昭和25年2月10日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

山のボンペイ街のチャコ「くまのにぐ かわねスか」(昭和25年2月10日)

昭和25年2月10日の新岩手日報より。 連載されていた漫画「山のボンペイ街のチャコ」では、開墾者の所に行っていたようで、熊の肉でお別れという一幕となっている。 しかし「くまのにぐ かわねスか」とは、声に出して読みたい盛岡弁である。          …
山のボンペイ街のチャコ「色々なランプ」(昭和25年2月4日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

山のボンペイ街のチャコ「色々なランプ」(昭和25年2月4日)

  昭和25年2月4日の新岩手日報より。 この当時連載されていた「山のボンぺイ街のチャコ」では、ランプが話題になっている。 昭和20年代であれば、山奥の集落に電気が通っていたということ自体がまれで、ランプに頼る生活をしていた。 しかし、盛岡視点のチャコにしてみればやはりそれは珍しいものであ…