備考※3a-1

富士鉄釜石製鉄所が十勝沖地震のお見舞いお礼 e釜石・遠野・上閉伊郡

富士鉄釜石製鉄所が十勝沖地震のお見舞いお礼

昭和27年3月7日の河北新報より。 十勝沖地震は3月4日発生。 釜石製鉄所ほどの大規模な事業所になると仙台方面の付き合いも多かったのだろう。 それで河北新報にも広告となったようである。 富士製鐵は昭和25年の財閥解体で、それまでの日本製鐵が富士製鐵と八幡製鉄に分割されて発足。 昭和45年には再び八幡…
仙鉄局の新しい社宅 m県外・参考

仙鉄局の新しい社宅

昭和27年2月14日の河北新報より。 岩手県のニュースではないが、当時の最新鋭の住宅事情について触れているので。 仙石線の榴ヶ岡駅前に国鉄の社宅が完成した。 この当時、仙台には鉄道公舎が400世帯分あったと言う。 しかし、そのほとんどが築30年以上も老朽化したものであったと言う。 それで、前年から新…
仙北町駅の前にトロッコメーカーがあった(昭和27年1月7日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

仙北町駅の前にトロッコメーカーがあった(昭和27年1月7日)

昭和27年1月7日の岩手新報より。 仙北町駅前のトロッコメーカーが広告を出している。 仙北町西浦地という現存しない町名となっているが、仙北町駅の裏あたりだろうか。 現在でこそ住宅地が広がっているが、昭和の末頃まで工場などがあった記憶はあるのだ。    …
橋場線の盛岡駅北口復活して欲しい(昭和26年8月9日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

橋場線の盛岡駅北口復活して欲しい(昭和26年8月9日)

昭和26年8月9日の「夕刊いわて」より。 現在の田沢湖線は、秋田新幹線が走る影響で平成9年(1997年)から標準軌(1435mm)化し、盛岡駅の8~9番線から発車するようになっているが、これが「橋場線」だった頃、戦中~戦後の一時期は「盛岡駅北口」というのが新田町のあたりにあったようだ。 昭和19年1…
盛岡・シネマミソノで「どっこい生きてる」封切!(昭和26年7月29日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・シネマミソノで「どっこい生きてる」封切!(昭和26年7月29日)

昭和26年7月29日の「夕刊いわて」より。 盛岡・生姜町(肴町から八幡町に行く通り)のシネマミソノでは「どっこい生きてる」を封切する。 「どっこい生きてる」は昭和26年7月7日公開の北星映画というマイナーな映画社の配給であったが、この年のキネマ旬報ベスト5に輝いている。 日雇い労働者をテーマにした今…
朝鮮動乱を受けた物価の変動(昭和26年7月21日) l全県

朝鮮動乱を受けた物価の変動(昭和26年7月21日)

昭和26年7月21日の「夕刊いわて」より。 マリク声明による朝鮮動乱ノノナナ停戦を受けた物価の動向が表としてまとめられている。 やわらかいもの(繊維・ゴムなど)はそれほどでもなかったが、固いもの(鉄鋼・石炭など)はてきめんに上昇していたという。      …
盛岡・内丸座で「カルメン故郷に帰る」公開!(昭和26年7月21日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・内丸座で「カルメン故郷に帰る」公開!(昭和26年7月21日)

昭和26年7月21日の「夕刊いわて」より。 盛岡の内丸座では「カルメン故郷に帰る」を上映する。 「カルメン故郷に帰る」は昭和26年3月21日公開の松竹映画で、高峰秀子がストリッパー役で出るというもの。   同作は、鉄道マニアの間では「草軽電鉄(軽井沢~草津温泉。昭和37年廃止)がカラーで見…
「レントゲン自動車」お目見え(昭和26年7月13日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

「レントゲン自動車」お目見え(昭和26年7月13日)

昭和26年7月14日の「夕刊いわて」より。 結核を撲滅するために、岩手県では、レントゲン撮影機などを装備したレントゲン自動車を2,500,000円で購入し、7月13日にお目見えした。 7月16日からは、久慈や岩泉の保健所管内の奥地を皮切りに、結核予防法の対象になっている学校や事業所等の集団撮影を行う…