備考※4b

大槌町の帳場婦人強盗殺害事件(昭和43年4月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

大槌町の帳場婦人強盗殺害事件(昭和43年4月1日)

末広町の商店街で 大槌町の末広町は、大槌町の中心街にある商店街である。 当たり前ながら国道45号線大槌バイパスはなく、大槌大橋すらなかったので、当時の大槌町内の国道45号線のルートは、釜石市室浜から大槌町白石を経て、須賀町の踏切を渡って、末広町を抜けて安渡橋へ行くというルートとなる。 その末広町の商…
盛岡・東宝第一映画劇場の殺人事件(昭和40年10月14日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・東宝第一映画劇場の殺人事件(昭和40年10月14日)

木曜日の夜 昭和40年10月14日、木曜日の夜のこと。 盛岡最大の歓楽街となった映画館通りの、まさに映画館である東宝第一劇場では「国際秘密警察 鍵の鍵」と「けものみち」を二本立てで上映していた。 このうち夜の部の会場は17時50分。 南側の便所で、22~23歳の若い男が血まみれになって倒れていた。 …
松尾鉱山の新しい住居表示(昭和39年3月20日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

松尾鉱山の新しい住居表示(昭和39年3月20日)

岩手郡松尾村でも昭和39年4月1日から「住居表示に関する法律」(昭和37年5月10日法律第119号)に基づいた住居表示を行うようになるということで、村の広報まつお昭和39年3月20日号で広く周知することに。 この広報自体は「松尾鉱山資料館」で売っていたような気がする。    …
釜石市役所女子職員殺害事件(昭和36年4月23日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石市役所女子職員殺害事件(昭和36年4月23日)

当時の釜石について 昭和12年、盛岡市に次いで2番目に市制した釜石市は、昭和35年の国勢調査では人口87,511人。 人口も盛岡に次いで2番目で、釜石の絶頂期といってもいい時代であった。 釜石は港町でもあり製鉄所の町であり、常に流れ者が多く県内でも治安の良い場所とは言えなかった。 ことに大町や只越と…
教室が寒すぎてクラスの半数が風邪に h水沢・江刺・胆沢郡

教室が寒すぎてクラスの半数が風邪に

昭和31年2月10日の岩手日報では、あまりの老朽校舎に教室を公民館に移転したものの、隙間風が寒すぎてクラスの半分が風邪をひく事態になったことを報じている。 このニュースは、現在は奥州市となっている胆沢郡前沢町の生母小学校母体分校。 築50年以上になるというので、1900年頃つまり明治30年代に建築さ…
盛岡警察署と盛岡税務署が濁密を摘発 a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡警察署と盛岡税務署が濁密を摘発

盛岡税務署は盛岡警察署の応援を得て、市内で「第三国人を主とする濁酒密造ならびに密売所を急襲」(昭和30年5月18日の岩手日報の記述ママ)した。 一部では抵抗もあったようだが、市内7か所での戦果としては以下の通り。 オケ9個 カメ7個 一升ビン12本 玄米7斗 密造道具3点 「濁密」つまりドブロクのこ…
一ノ関駅の公衆便所に赤ちゃんの死体が投げ入れられる(昭和29年3月24日) i一関・西磐井郡

一ノ関駅の公衆便所に赤ちゃんの死体が投げ入れられる(昭和29年3月24日)

昭和29年3月25日の岩手日日より。 3月24日の朝6時20分ごろ、一関駅構内の公衆便所の汲み取り作業していると、西側4つ目の便壺に、生後間もない男児の死体が手ぬぐいに包まれて投げ捨てられてあるのを発見し、一関市警察署に届け出たものである。 検死の結果、死後2日から3日経過しており、窒息死したものと…
岩手病院から精神分裂症患者が飛び降り自殺(昭和26年4月27日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手病院から精神分裂症患者が飛び降り自殺(昭和26年4月27日)

昭和26年4月27日の「夕刊いわて」より。 盛岡市の岩手医大病院の6階から飛び降り自殺があった。 それは水沢から精神分裂症で入院中の東北配電に勤務する男性で、付き添いの妻や甥が便所に行っている間のことであったという。 4人の子宝に恵まれ幸せに暮らしていたところ、不眠を訴えるようになり「舌を噛めば眠れ…
釜石の印刷所で不穏なトラブル(昭和13年3月3日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石の印刷所で不穏なトラブル(昭和13年3月3日)

昭和13年3月3日の岩手日報の広告欄より。 釜石市内の印刷所で何やら不穏な裁判沙汰があったらしい。 釜石で営業していた東海印刷所は、遠野区裁判所を通じ岩手日報社に仮処分の申請をされたらしい。 しかしそれは「巧妙陋劣なる申請」であり「岩手日報社の干渉を受ける理由はない」として突っぱねている。 そしてそ…