備考※6a

岩手でも日食を観測できた a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手でも日食を観測できた

昭和33年4月19日の日食は、Wikipedia仁も独立して項目がある。 日本の南の報では、金環食を観測することができたようである。 これが岩手ではどうだったか・・・ 盛岡でも日食を観測できるとあり、盛岡一高の天文部も、盛岡地方気象台の屋上に陣取って午前中から大張り切りであった。 そして13時11分…
亀を売りましょう! l全県

亀を売りましょう!

昭和33年4月19日の岩手日報の広告欄より。 仙台市内の卸売業者であるが「亀を売りましょう!子供さんが喜びますよ!」と。 令和の今だと、このような売り方をしていると「命を『面白く売れる』とは何ごとですか!」などと、動物愛護的な所からクレームが来かねない調子のような気がする。 でもこの時代は昭和33年…
松竹内丸座で「若い広場」「花のうず潮」公開! a盛岡・岩手郡・紫波郡

松竹内丸座で「若い広場」「花のうず潮」公開!

昭和33年4月18日の岩手日報の広告欄より。 「明19日大公開!」として、松竹内丸座で「若い広場」「花のうず潮」の公開の宣伝をしている。 「若い広場」は高千穂ひづるが主演で、この広告によれば「10代のみずみずしい肢体を未知の人生に激しく燃やす四人の高校三年生!」ということで、何というか「健康的なお色…
中央の押し付けではなく、岩手県の実情に合った道徳教育をしよう(昭和33年4月18日) l全県

中央の押し付けではなく、岩手県の実情に合った道徳教育をしよう(昭和33年4月18日)

昭和33年4月19日の岩手日報と、昭和33年4月20日の読売新聞岩手版より。 岩手県教育委員会は4月18日、指導主事室・県教育研究所・現場教員の三者で、「道徳教育研究機関」を設けることにした。 このことにより、県の実態に即した道徳教育を目指すというもの。 文部省の通達では「毎週1時間道徳教育の時間を…
信用金庫の職員が一家3人殺して逃亡(昭和33年4月18日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

信用金庫の職員が一家3人殺して逃亡(昭和33年4月18日)

昭和33年4月18日に日が変わった丑三つ時。 盛岡市の寺町である新馬町の長屋から、住人の主婦の悲鳴が上がった。 「誰か来てーーーッ!」 何事かと思って眠りを破られた長屋の住人が集まってくる。 「どうしました?」 「何でもないんです」 ああ、そういえばここには19歳の養子がいたんだった。 喧嘩でもした…
県立図書館は本が増え過ぎて整理が追い付かない(昭和32年5月31日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

県立図書館は本が増え過ぎて整理が追い付かない(昭和32年5月31日)

昭和32年5月31日の岩手日報より。 県立図書館は大正11年に創設されたが、この当時は蔵書素は15,000冊だった。 そして蔵書は増え、昭和23年には60,000冊になり、整理がつかなくなり屋上にまで積み重ねられる事態となった。 そして昭和32年の時点では、100,000冊に達していた。 それで、未…
盛岡日活で「乃木将軍と日露戦争」「幸せは俺等の願い」「体当たり殺人狂時代」を公開(昭和32年5月29日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡日活で「乃木将軍と日露戦争」「幸せは俺等の願い」「体当たり殺人狂時代」を公開(昭和32年5月29日)

昭和32年5月28日の岩手日報より。 盛岡日活で「乃木将軍と日露戦争」「幸せは俺等の願い」「体当たり殺人狂時代」を公開する。 「幸せは俺等の願い」は昭和32年3月3日初公開の日活映画で、フランキー堺や左幸子が出演。 「体当たり殺人狂時代」も昭和32年3月3日初公開の日活映画で、大宮デン助・清川虹子・…
盛岡中劇で「友情ある説得」「キング・ソロモン」封切!(昭和32年5月28日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡中劇で「友情ある説得」「キング・ソロモン」封切!(昭和32年5月28日)

昭和32年5月27日の岩手日報より。 盛岡中劇では「友情ある説得」と「キング・ソロモン」を二本立てで封切した。 「友情ある説得」(原題:The Friendly Persuation)は米MGM配給で日本初公開は昭和32年1月4日。主演はゲーリー・クーパー。 「キング・ソロモン」(原題:King S…
盛岡・国劇で「熱砂の舞」「オドンゴ」公開!(昭和32年5月28日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・国劇で「熱砂の舞」「オドンゴ」公開!(昭和32年5月28日)

昭和32年5月27日の岩手日報より。 盛岡の洋画封切館・国民映画劇場では「熱砂の舞」と「オドンゴ」を公開する。 「熱砂の舞」(原題:Zarak)は、中東のアフガニスタン国境を舞台にした米コロムビア映画で日本での初公開は昭和31年12月20日。 「オドンゴ」(原題:Odongo)はケニアを舞台にした、…
盛岡東映で「抜打ち浪人」「かぶと虫の妖奇」を封切!(昭和32年5月28日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡東映で「抜打ち浪人」「かぶと虫の妖奇」を封切!(昭和32年5月28日)

昭和32年5月27日の岩手日報より。 盛岡東映では「抜打ち浪人」と「少年探偵団 かぶと虫の妖奇」を封切する。 いずれも東京での初公開は昭和32年5月20日なので、ちょうど1週間のタイムラグ。 「抜打ち浪人」は、大友柳太朗が主演の剣豪モノの時代劇。 「少年探偵団 かぶと虫の妖奇」は、明智小五郎シリーズ…
使いよい電話台は盛岡・呉服町の「アカザワ号」で(昭和32年5月27日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

使いよい電話台は盛岡・呉服町の「アカザワ号」で(昭和32年5月27日)

昭和32年5月27日の岩手日報の広告欄より。 電話台「アカザワ号」の広告が出ているが、注目すべきは黒電話がダイヤル式であること。 当時、盛岡の電話はダイヤル式ではなく「共電式」という、受話器を上げれば電話局の交換手につながるという方式であった。 この年の8月からダイヤル式自動電話が導入されるのだが、…
釜石・和山牧場で闘牛大会(昭和32年5月26日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・和山牧場で闘牛大会(昭和32年5月26日)

昭和32年5月27日の岩手日報より。 釜石市の山奥にある和山牧場では、100年以上の歴史を持つ闘牛が名物であったという。 これを見るために、釜石市内外からバスやジープやトラックで2,000人以上の観客が詰めかけたという。 この時期最強だったのは、この和山牧場組合が所有する9歳の「大宮号」であったとい…
1,500円の二眼カメラ「ミューズフレックス」(昭和32年4月22日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

1,500円の二眼カメラ「ミューズフレックス」(昭和32年4月22日)

昭和32年4月22日の岩手日報の広告欄より。 仙台のコセキカメラは盛岡にも支店があり、岩手日報にも広告を出していた。 当時の大衆的二眼カメラ「ミューズフレックス」は、1,500円で買うことができた。 ミューズフレックスとはどのようなカメラであったか? 以下のページに概略が書いてある。 いわく「子供の…