岩手県警に自記式速度測定器を導入でカミナリ族を追放だ(昭和35年1月12日)

昭和35年1月13日の岩手日報より。

この時期、バイクの「カミナリ族」による事故が社会問題になっていた。

それまでもスピード違反の取り締まりはやっていたのだが、やり方としては、2点間に警察官が立ち、ストップウォッチで計測して有線電話で連絡を取り合うというものだった。

そこで、県警本部は自記式速度計を導入することにした。

やり方としては、警察官が2点間に立つやり方は同じで、第1点と第2点でボタンを押せばその時間が記録されるというもの。

つまり、警察官が呼吸を合わせる手間には変わりがないということ。

そのような機械でも、画期的な導入であったようだ。

最初は1台が導入されて県内のどこかで抜き打ち的に取り締まりを行い、台数が増えれば県内各署に貸し出すという。

 

 


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