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江刺市広瀬の「日本一古い民家」向山公園に移築して保存へ(昭和42年5月12日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺市広瀬の「日本一古い民家」向山公園に移築して保存へ(昭和42年5月12日)

昭和42年5月12日の岩手日報より。 この記事の時点では約270年前となる元禄8年(1695年)に建築され、昭和40年には「日本一古い民家」として国の重要文化財に指定されていた江刺市広瀬の後藤さんの家は、昭和41年11月に解体され、向山公園で復元作業が進められていたという。 そして7月いっぱいには完…
岩手で初めての白ポストは水沢だった(昭和42年5月2日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

岩手で初めての白ポストは水沢だった(昭和42年5月2日)

昭和42年5月9日の読売新聞岩手版より。 水沢市に続いて、盛岡でも盛岡駅と盛岡バスセンターで悪書追放の「白ポスト」が設置されたのだという。 いわく、「こどもに見せると悪影響を及ぼすような週刊誌、雑誌を、おとなが読んだ後、子供の目に入る前にこのポストに投げ入れてもらおうというもの」 そもそも、全国的な…
江刺市内で舗装道路は水沢に行く県道だけ(昭和40年1月16日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺市内で舗装道路は水沢に行く県道だけ(昭和40年1月16日)

昭和40年1月16日の岩手日報より。 「まちの真空地帯」というシリーズものの記事で、10回目のこの回では江刺市を取り上げている。 昭和33年11月に市制してすでに6年となっていたが、舗装した道路はといえば水沢に抜ける県道だけで、それ以外が全部舗装していなかったというのである。 このため、市内の川原町…
江刺と住田の境界の姥石峠に電気が通る(昭和38年11月18日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺と住田の境界の姥石峠に電気が通る(昭和38年11月18日)

昭和38年11月18日の岩手民声新聞より。 江刺市と気仙郡住田町にまたがる種山高原の姥石峠には、この時点では電気が通っていなかった。 この時点では電気が通っていなかった。 戦前は、陸軍の軍馬補充部の放牧場として栄えた時期もあった。 戦後は、権限牧場として牛馬が放牧され、観光地としても宣伝されていた。…
岩谷堂農協の新施設「ライス・センター」(昭和38年11月7日) h水沢・江刺・胆沢郡

岩谷堂農協の新施設「ライス・センター」(昭和38年11月7日)

昭和38年11月26日の岩手民声新聞より。 江刺の岩谷堂農協では、画期的な施設として「ライス・センター」を開設した。 これは、ボタン1つで乾燥から籾摺り、俵詰などを一気に済ませると言う施設である。 この施設での1日の最大加工能力は350俵であり、その機械操作は全てオートメーションで1人で間に合う仕組…
年末年始に向けテレビやラジオの健康診断(昭和38年11月5日) h水沢・江刺・胆沢郡

年末年始に向けテレビやラジオの健康診断(昭和38年11月5日)

昭和38年11月5日の岩手民声新聞より。 年末年始といえば、テレビやラジオのゴールデン番組のシーズンでもある。 それに向けて、調子の悪いテレビやラジオを一掃するために全国的に運動が開かれていたのだと言う。 岩手県内でも、テレビやラジオの電機商業組合が主催して、これにNHKと東北電力岩手支店が後援して…
東和町〜大岳のバスが大岳温泉まで延長(昭和38年11月1日) h水沢・江刺・胆沢郡

東和町〜大岳のバスが大岳温泉まで延長(昭和38年11月1日)

昭和38年11月5日の岩手民声新聞より。 東和町と江刺市梁川を結ぶバス路線は、江刺市梁川の大岳止まりであったが、11月1日から、これを延長して大岳温泉まで伸びるようになったのだと言う。 これを記念して、最初のバスが到着するタイミングで、市長や市教育長、市役所の課長レベル、県南バス社長、県南バス江差営…
江刺市内の3カ所にカーブミラーを設置(昭和38年10月25日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺市内の3カ所にカーブミラーを設置(昭和38年10月25日)

昭和38年10月25日の岩手民声新聞より。 江刺警察署と県交通安全協会江刺支部では、秋の交通安全旬間にあたって、10月25日に市内の県道の危険な箇所3箇所でカーブミラーを設置することにした。 この3箇所は、岩屋堂の餅山と、玉里の玉崎・大和田の3カ所。 このカーブミラーは、一気に23,500円であると…
江刺にも国鉄バスを通して下さい(昭和38年10月21日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺にも国鉄バスを通して下さい(昭和38年10月21日)

昭和38年10月26日の岩手民声新聞より。 鉄道のない江刺では、内陸の主要都市と沿岸を結ぶ国鉄バスの運行を陳情しようとしていた。 そして関係する市町村の首長や議会議長の署名を得たために、市議会以降は仙台陸運局が運輸省に陳情することとした。 陳情する路線は以下の通り。 釜石〜遠野〜米里〜岩谷堂〜水沢 …
江刺市役所で胆江地区保健婦研究発表大会(昭和38年9月16日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺市役所で胆江地区保健婦研究発表大会(昭和38年9月16日)

昭和38年9月12日の岩手民声新聞より。 9月16日、江刺市役所ホールで第3回胆江地区保健婦研究発表大会が行われる。 そして代表者が県大会に出場するのだという。 発表は以下の4名。 農家と非農家の乳児発育と環境衛生 部落組織と環境衛生 未熟児訪問をかえりみて 保健婦業務とその限界   いず…
江刺で食品衛生業者親睦野球大会(昭和38年9月15日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺で食品衛生業者親睦野球大会(昭和38年9月15日)

昭和38年9月12日の岩手民声新聞より。 9月15日、江刺保険所と江刺食品衛生協会主催で野球大会が開かれることとなった。 組み合わせは以下の通り 理容・映画ーーーーー┐__ クリーニングーーーー┘  ┐ 料理・飲食ーーーーーーーー┘ 酒類ーーーーーーーー┐ 薬品・薬店ーーーーー┘ 菓子ーーーーーーー…
県立六原農場で果樹園に豚を放牧する試み(昭和38年9月12日) h水沢・江刺・胆沢郡

県立六原農場で果樹園に豚を放牧する試み(昭和38年9月12日)

昭和38年9月12日の岩手民声新聞より。 金ケ崎町の県立六原農場では、新しい試みとして肉用豚を果樹園に放牧するという。 果樹園に放牧することで、豚は雑草や落ちたリンゴを食べてくれる。そして広々とした運動場にもなる。 出したウンコはそのまま下肥になる。 雨が降れば自分で物陰に隠れる。 このような試みを…
二百十日も二百二十日も無事に過ぎ、まずは豊作か(昭和38年9月12日) h水沢・江刺・胆沢郡

二百十日も二百二十日も無事に過ぎ、まずは豊作か(昭和38年9月12日)

昭和38年9月12日の岩手民声新聞より。 農家の厄日といえば何といっても「二百十日」。 立春から約210目の9月初頭は、せっかく黄金色に実った稲を台風が根こそぎ持っていくという、農民が最も恐れる期間であった。 しかし胆江地方では二百十日を無事に過ぎ、二百二十日も何事もなく、豊作が予想された。 &nb…
江刺・愛宕農協では豊作貧乏を防ぐために玉ねぎ7000箱を出荷せず倉庫に貯蔵(昭和38年9月12日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺・愛宕農協では豊作貧乏を防ぐために玉ねぎ7000箱を出荷せず倉庫に貯蔵(昭和38年9月12日)

昭和38年9月12日の岩手民声新聞より。 江刺市の愛宕農協では、豊作貧乏を防ぐために価格調整をして敢えて出荷せず、玉ねぎ7000箱を倉庫に貯蔵することとした。 9月4日現在で3000箱を出荷したが、価格は1箱1000~1300円で高値で取引されていた。 得にこの年は主産地が不作で驚異的高値が予想され…
県道127号?米里-小友線の改修を県に陳情(昭和38年9月10日) h水沢・江刺・胆沢郡

県道127号?米里-小友線の改修を県に陳情(昭和38年9月10日)

昭和38年9月12日の岩手民声新聞より。 江刺市米里と遠野市小友を結ぶ県道127号米里-小友線は、岩手県南と沿岸を結ぶ重要な道路であった。 そこで、水沢・江刺・遠野・釜石の4市長の署名を持って、江刺市役所の関係者が盛岡に出て県庁に改修のための陳情書を手渡したのである。 ただし、どのように改修の必要な…
岩谷堂公民館で婦人学級「意思の弱い子を如何して強くするか」(昭和38年9月7日) h水沢・江刺・胆沢郡

岩谷堂公民館で婦人学級「意思の弱い子を如何して強くするか」(昭和38年9月7日)

昭和38年9月5日の岩手民声新聞より。 来る9月7日は、岩谷堂公民館で婦人学級「意思の弱い子を如何して強くするか」についての講演会を行う。 講師は以下の通り。 江刺保険所長 岩谷堂幼稚園教諭 岩谷堂小学校教諭 江刺第一中学校教諭 岩谷堂高校教諭   ・・・というか、そんな方法があるなら自分…
江刺市教委は鶴羽衣獅子踊りを県の無形文化財に指定申請(昭和38年9月5日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺市教委は鶴羽衣獅子踊りを県の無形文化財に指定申請(昭和38年9月5日)

昭和38年9月5日の岩手民声新聞より。 江刺市教育委員会は鶴羽衣獅子踊りを県の無形文化財に指定するように申請を行った。 この獅子踊りは、慶長12年に宮城県の七北田から伝授されたのだという。   果たして、その申請は受理され、この年の12月24日に県によって無形文化財に指定されたようである。…
江刺ではホップ収穫の最盛期(昭和38年9月5日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺ではホップ収穫の最盛期(昭和38年9月5日)

昭和38年9月5日の岩手民声新聞より。 江刺ではビールの苦味の原料となるホップの収穫が最盛期を迎えている。 江刺でホップ栽培が始まったのは昭和31年であるという。 昭和38年現在で、栽培農家は346戸、40㌶にもなっていた。 前年は日照り続きで作柄が悪く15㌧前後であったが、この年は天候に恵まれ代豊…
女子プロ野球が江刺で試合(昭和38年9月3日) h水沢・江刺・胆沢郡

女子プロ野球が江刺で試合(昭和38年9月3日)

昭和38年9月5日の岩手民声新聞より。 昭和20年代の女子プロ野球はこの時期でもあったようである。 サロンパスのチームが江刺に来て試合をして行った。 結果は以下の通り。 サロンパス0ー1市役所 サロンパス3ー2商工会   サロンパスがいずれも専攻だが、これはホームが地元チームだから、という…
岩手県南バスの本社が移転新築(昭和37年7月28日) h水沢・江刺・胆沢郡

岩手県南バスの本社が移転新築(昭和37年7月28日)

昭和37年7月28日の胆江日日新聞より。 それまで、岩手県南バスは水沢市の駅通りに本社と営業所があったが、繁華街でバスの出し入れを頻繁にするのは危険であると言うことから、水沢市小山崎に移転することとなったのである。 そして、7月27日から本社の移転が始まり、7月中に移転が完了すると言う予定と言うこと…
病気の父親のためにウナギを密漁しようとしたら感電死(昭和37年7月26日) h水沢・江刺・胆沢郡

病気の父親のためにウナギを密漁しようとしたら感電死(昭和37年7月26日)

昭和37年7月28日の胆江日日新聞より。 水沢市の佐倉河に住む29歳の男は、土用の丑の日に、病気の父にウナギを食べさせるために、付近の谷地川に自宅の作業場から電線を引いて密漁をしようと思っていたら感電死したと言う。 この29歳の男性、水沢市青年協会の会長や、水沢市相撲協会の大関など、多方面で活躍して…
水沢の繁華街に熊が現れる!?(昭和37年6月19日) h水沢・江刺・胆沢郡

水沢の繁華街に熊が現れる!?(昭和37年6月19日)

昭和37年6月19日の胆江日日新聞より。 一面に「繁華街に熊現れる」と言う物騒な見出しのニュース。 とは言っても、これがビール会社のビールの宣伝のために熊のロボットを作ったと言うもの。 フサッポロビールが、北海道駒ヶ岳の山麓で捕まえた2歳6ヶ月のヒグマの毛皮を、本物のように作り上げて、体の中にはスピ…