江刺市内で舗装道路は水沢に行く県道だけ(昭和40年1月16日)

昭和40年1月16日の岩手日報より。

「まちの真空地帯」というシリーズものの記事で、10回目のこの回では江刺市を取り上げている。

昭和33年11月に市制してすでに6年となっていたが、舗装した道路はといえば水沢に抜ける県道だけで、それ以外が全部舗装していなかったというのである。

このため、市内の川原町や本町といった中心部でも雨が降れば1週間は泥んこで、晴れたら晴れたでホコリが立ち込めて西部劇のようであったという。

市でもこの対策に予算をかけたいのであるが、学校の合併による後者の新築、600世帯あった生活保護世帯への民生費と、予算をかけられない状況であったことも問題解決を遠いものとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 


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