i一関・西磐井郡 11月 1日 1953 一ノ関機関区の機関庫が解体(昭和28年11月1日) 昭和28年11月1日の岩手日日より。 一ノ関機関区の機関庫の解体は始まったのだが、この11月中に終えようと急ピッチで工事が進められていた。 明治44年に建てられたばかりの頃は、東北一の機関区であったと言うが、時代の変遷とともに解体の運命となり、40年余りのお役目が終わりを告げるのであった。 &nbs… 続きを読む
i一関・西磐井郡 11月 1日 1953 一関で紹介される映画「早稲田大学」「怪傑黒頭巾」「舞踏会の手帖」(昭和28年11月1日) 昭和28年11月1日の岩手日日より。 東映の提供により、映画「早稲田大学」「怪傑黒頭巾」「舞踏会の手帖」の紹介がなされている。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 11月 1日 1953 一関・磐井橋で増加する車馬の通行(昭和28年11月1日) 昭和28年11月1日の岩手日日より。 一関土木事務所では、磐井橋の交通量を調査していたが、車馬の通行は日に日に増加しており、1分間に5台と言う時もあったようだ。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 11月 1日 1953 冬到来!火鉢を大量にご用意しております(昭和28年11月1日) 昭和28年11月1日の岩手日日より。 一関市内の瀬戸物店では、冬に備えて火鉢の大売り出しをしていた。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 20日 1953 ヤミ米の上昇で米どころまでが代用食へ(昭和28年10月20日) 昭和28年10月20日の胆江日日新聞より。 この時代、まだ食糧管理制度ではコメは配給制であり、国への供米を通さない米は「ヤミ米」として厳しく取り締まられていた。 しかしこのヤミ米の値だが急に上がりだし、米作地帯ですら戦時中のおかゆの時代に逆戻りするのではないかと戦々恐々であった。 お米の配給は町村は… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 20日 1953 水沢家庭裁判所で増える改名届(昭和28年10月20日) 昭和28年10月20日の胆江日日新聞より。 水沢家庭裁判所では改名届が増えているのだという。 それは、隣同士が同姓同名で郵便配達が間違うためというものが最も多く、女性でありながら男性名に近いもの、逆に男性でありながら女性名に近いものが解明を希望しているという。 また、親たちの名前で商売している者が、… 続きを読む
i一関・西磐井郡 10月 16日 1953 県南バス一関営業所の時刻表(昭和28年10月16日) 昭和28年10月17日の岩手日日より。 岩手県のバス一関営業所のバス時刻表が広告欄に載っている。 一関市内線は一関駅から山目駅まで。 遠距離路線は気仙沼と言うものまである。… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 16日 1953 岩手県南バス水沢営業所の冬ダイヤの時刻表です!(昭和28年10月16日) 昭和28年10月15日の胆江日日新聞より。 岩手県南バス本社のおひざ元である水沢営業所では、運行時間を冬時間に切りかえるという。 供養塚線 水沢発 7:00、10:00、11:00、13:00、17:00、18:00 供養塚発 7:00、7:30、10:30、12:30、13:30、15:30、17… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 16日 1953 水沢電報電話局管内の電話新設案内(昭和28年10月16日) 昭和28年10月16日の胆江日日新聞の広告欄より。 水沢電報電話局で新たに加入した電話について大々的に広告している。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 15日 1953 胆江地方に早くも初霜(昭和28年10月15日) 昭和28年10月16日の胆江日日新聞より。 10月15日の朝は初霜があったという。 水沢緯度観測所によれば、朝の気温は2.2℃で、前年より11日早く、平年より3日早かったのだという。 水沢緯度観測所でも気象観測を行っていたようだ。 これを気象庁ホームページで確認してみると、盛岡ではこのシーズンで初め… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 10日 1953 水沢卓球会館で月例ダンスパーテー(昭和28年10月10日) 昭和28年10月9日の胆江日日新聞より。 水沢卓球会館で「月例ダンスパーテー」を行うのだという。 インターネットも出会い系サイトも無かった時代、こういったところで出会っていたのだろうか。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 9日 1953 水沢・松竹ロマンス劇場の上映案内(昭和28年10月9日) 昭和28年10月9日の胆江日日新聞より。 「弁天横丁」は昭和28年7月1日公開で、高橋貞二や水原真知子が出演。佐田啓二も特別出演している。 「男性都市」(原題;Pittsburgh)は日本での初公開は昭和26年10月23日。もともとの製作は1942年で、マレーネ・ディートリヒ、ランドルフ・スコット、… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 9日 1953 胆江地方のタバコ消費状況(昭和28年10月9日) 昭和28年10月9日の胆江日日新聞より。 専売公社出張所(盛岡にあるのか水沢にあるのか不明)によれば、胆江地方での4月~9月のたばこの消費状況は目標を超える53,637,450本(75,665,694円)であったという。 銘柄別には最高と最低は以下の通り。 最高:バット 23,349,600本(39… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 7日 1953 どうなる江刺郡の合併問題(昭和28年10月7日) 昭和28年10月7日の胆江日日新聞より。 江刺郡の合併問題について、10月3日江刺具町村合併促進協議会が行われた。 江刺郡の中心となる(後年、江刺市役所が置かれることにもなる)岩谷堂町の町長からは、富山県の石動・桜井近辺の総合開発で合併の基礎が作られていることにより、江刺郡も猿ヶ石川の総合開発と並行… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 7日 1953 水沢で加入電話70名の電話番号抽選会を行います!(昭和28年10月7日) 昭和28年10月7日の胆江日日新聞より。 水沢町や商工会議所の努力で、水沢町内にも電話回線が増設されることになった。 それで新加盟者70回線分も10月下旬までに工事が完成することとなった。 その70名の電話番号をどうするか。 この時点で水沢局内の電話番号は758番まで埋まっていたので、これに続く番号… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 6日 1953 水沢の時計店「乾電池時計ならゼンマイを巻く必要がありません!」(昭和28年10月6日) 昭和28年10月6日の胆江日日新聞より。 水沢市内の時計店では乾電池時計の宣伝をしている。 単1電池は35円だったらしい。 …で、「光星舎」とは何ぞや? 「精工舎」(現:SEIKO)ではなくて? もうそのあたりから「昭和20年代」なのかも知れない。 … 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 6日 1953 水沢の食料品店「鰹角煮100円!椎茸昆布80円!」(昭和28年10月6日) 昭和28年10月6日の胆江日日新聞より。 現在でもスーパーマーケット「タカトヨ」として盛業中の高豊の価格表。… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 2日 1953 胆沢川発電所で電力に余裕ができました!各家庭でも電灯をつけましょう!(昭和28年10月2日) 昭和28年10月2日の胆江日日新聞より。 それまでは「停電」「節電」は日常のことだった。 発電所や変電所の容量が少なかったからだ。 しかし、このほど胆沢川水力発電所が完成したことにより、電力会社(記事には「東北電力」とは書いていない)では8月~9月の間、胆沢郡・江刺郡・和賀郡で4万戸訪問し、電気を増… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 2日 1953 優良こども銀行に胆沢(水沢)管内から8校を推薦(昭和28年10月2日) 昭和28年10月2日の胆江日日新聞より。 「こども銀行」とはいっても、紙幣のおもちゃではなかったようで、小学校児童の貯蓄を奨励する運動であったようだ。 昭和28年度の優良こども銀行表彰は11月19日に東京で大蔵大臣や日銀総裁により表彰が行われることになったが、岩手県知事や岩手県貯蓄推進委員会は、胆沢… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 10月 2日 1953 水沢職業安定所「静岡にミカン採取の出稼ぎに行きませんか!」(昭和28年10月2日) 昭和28年10月2日の胆江日日新聞より。 水沢公共職業安定所が、静岡におけるミカン採取の農業労務者を募っている。 人員は150名で、10月5日までに各町村役場に申し込んでほしいとしている。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 9月 23日 1953 カバヤのカバさんが一関に来ます!(昭和28年9月23日) 昭和28年9月22日の岩手日日より。 お菓子メーカーのカバヤには本当にカバがいたようで、そのカバが一関~両磐~気仙沼を巡業するという。 Wikipediaによれば、そもそもの社名の由来は「戦後間もない頃に創業されたことから平和を愛し、おとなしい動物であるというイメージを持つカバから採っ… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 9月 22日 1953 胆沢郡内の町村の人口は?(昭和28年9月22日) 昭和28年9月22日の胆江日日新聞より。 この時期、「町村合併促進法」により、市町村の合併が進められていた。 財政面からは人口8千人以上が望ましいとされていたが、この時期の胆沢郡の町村人口はどのくらいであったか? 人口 面積 水沢町 18,924 11.71 前沢町 9,332 26.99 金ヶ崎町… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 9月 22日 1953 すわらじ劇団が水沢で公演します!(昭和28年9月22日) 昭和28年9月22日の胆江日日新聞より。 京都に拠点を置くすわらじ劇団が水沢で公演。 入場料は大人120円であるという。 このすわらじ劇団、2020年にコロナ禍のために解散してしまった。… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 9月 22日 1953 水沢の食料品店「桃屋の江戸むらさき大55円!小35円!」(昭和28年9月22日) 昭和28年9月22日の胆江日日新聞より。 桃屋の江戸むらさきってこの時代も売ってたらしい。 … 続きを読む
i一関・西磐井郡 9月 22日 1953 「アナタハンの女王」比嘉和子が一関に来ます!(昭和28年9月22日) 昭和28年9月22日の岩手日日より。 一関の新星劇場では、「アナタハン島の真相はこれだ」を上映するという。 「アナタハン島の真相はこれだ」は昭和28年4月10日公開の新大都映画。 新大都映画とはあまり聞かない名前だが、zames_makiさんという方のブログによれば、「1953年頃に際物作品をわずか… 続きを読む
h水沢・江刺・胆沢郡 9月 10日 1953 水沢でSYロマンス劇場が開館(昭和28年9月10日) 昭和28年9月5日の胆江日日新聞より。 水沢町駅通りの大安寺東にSYロマンス劇場が開館する。 間口は9間、奥行き16間、建坪180坪、椅子席326席、ステージ6間×3間、スクリーンは26尺×13尺で、「現在の3倍」という。 柿落としは「総天然色女王戴冠式」と「ダニーケイの牛乳屋」であるという。 先着… 続きを読む
i一関・西磐井郡 9月 9日 1953 一関市内の布団店では布団綿を大売り出し(昭和28年9月9日) 昭和28年9月9日の岩手日日より。 一関市内の布団、では、布団綿の大売り出しを行っている。 当時だと「貫目」単位で売ったらしい。 … 続きを読む