新米のシーズンは担ぎ屋のシーズン

昭和30年11月20日の岩手日報より。

遠野地方の穀倉地帯では、新米のシーズンになると、釜石や大槌あたりから列車に乗って担ぎ屋が大挙して来るという。

農家としても、供米よりも現金化が早いので、1升95円程度の安値でも売るのだという。

さながら、釜石線の列車は「担ぎ屋列車」の様相を呈していたという。

写真は岩手上郷駅。

 

 


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