昭和12年の怪しい情報商材広告

昭和12年5月18日の岩手日報の広告欄より。

「これだ!金儲の早道」などと書いてるので、現在のyoutubeの早口広告のような怪しい情報商材広告かと思ったら「世界最大・銀狐兎の飼育」という。

業者は岩手県内ではなくはるか大阪は布施市(現:東大阪市)からで、全国の地方紙に同様の広告を出していたのだろうか。

 

銀狐兎とは、シルバーフォックス兎のことで、この広告では以下のような特徴を宣伝している。

  • 銀狐の代用で頗る高価で売れる。
  • 肉は滋養豊富で美味。
  • 1頭の重量は3貫目で従来の兎の3倍以上。
  • 飼料は路傍の雑草や捨物の粕類でメキメキ生長する。
  • 女、子供が片手間に養える。
  • 年収2,000円で副業に好適。

そんなに良いものなら自分もやってみたくなってきた。。。

 

ところで、現在におけるラビットファーの評価とはどのようなものか。

以下のページから拾ってみたい。

いわく、

ラビットファーはうさぎの毛皮。ファッションとして取り入れられるようになったのは、1900年代初頭からと言われています。毛は短くて軽く、光沢があります。肌触りはふわふわとしており、やわらか。染色・加工しやすいため、コート類や小物をはじめ、幅広いアイテムに使用されています。皮が薄く、毛の密度も低いため、保湿性は弱め。防寒具には向いていません。毛が抜けやすいというデメリットもありますが、ほかのファーに比べてリーズナブルなので、ファー初心者でも手を出しやすい素材でしょう。

「防寒具には向いていません」「毛が抜けやすい」
そうですか・・・。

 

 


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