日本交通公社「主要駅時刻表」（昭和22年6月）より。

昭和22年の鉄道ダイヤについて

（Wikipediaより）

1月4日、石炭事情の極度の悪化から大規模な列車削減が行われる。列車の走行キロは日15万キロと終戦時の約26万キロの57%にまで落ち込み、急行列車、準急列車、二等車（現:グリーン車）が全廃されるなど、日本の鉄道史上最悪の事態を迎えたのである。例えば、日本の動脈の象徴ともいえる東海道本線でも、関東 – 関西を結ぶ列車は存在せず、下りの長距離列車は、朝に東京を出る博多行きと、夜に東京を出る門司行きの2本という状態で、東北本線に至っては、下りの上野 – 青森直通列車は存在しないというありさまだった。

しかしこのような状態は、鉄道が石炭や電力同様に重要な産業であると認められたことから長くは続かず、4月24日に東海道本線、山陽本線の東京 – 博多・門司で二等車を連結した急行列車2往復が復活した所から輸送力も順次回復していき、6月21日、6月29日、7月5日と3段階に分けて行われた改正では、全国の主要幹線で急行列車、準急列車が設定された。

東北本線 上り

• 3:00（上野行）8108列車 → 上野 17:47
• 5:20（上野行）126列車 → 上野 21:00
• 9:09（白河行）130列車 → 白河 19:41
• 11:52（上野行）8212列車 → 上野 5:00
• 14:16（上野行 常磐線経由）202列車 → 上野 5:10
• 19:35（上野行）106列車 → 上野 10:55

東北本線 下り

• 4:57（青森行）105列車 → 青森 10:35
• 6:50（青森行）8113列車 → 青森 12:51
• 10:48（青森行）8107列車 → 青森 16:27
• 13:46（青森行）201列車 → 青森 20:05
• 18:52（尻内行）123列車 → 尻内 22:05

橋場線

• 5:50（橋場行）31列車 → 橋場 6:28
• 11:10（橋場行）35列車 → 橋場 11:48
• 16:50（橋場行）39列車 → 橋場 17:28

山田線

• 5:36（釜石行）5列車 → 釜石 12:38
• 17:10（宮古行）13列車 → 宮古 21:08

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