サンビルがいよいよ明日オープン!(S37.4.20岩手日報)
1962年4月20日
2026年3月18日
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【タイムトラベル】昭和37年、盛岡に「サンビルデパート」が誕生した日
投稿日:2026年3月18日 | カテゴリー:盛岡ヒストリー
みなさん、こんにちは。今日は盛岡の街のシンボル、大通りの「サンビル(岩手県産業会館)」が産声を上げた瞬間の貴重な資料をご紹介します。

見つけたのは、今から60年以上前、昭和37年(1962年)4月20日の岩手日報。翌日に控えたグランドオープンの全面広告です。当時の熱気が紙面から溢れ出しています!
[ここにアップロードした新聞広告の画像を挿入]
「’62のセンス+デラックス+ムード」
キャッチコピーが最高にしびれますね。「’62のセンス+デラックス+ムードのデパート」。当時の市民にとって、ここがどれほど憧れの最先端スポットだったかが伝わってきます。
広告に描かれた女性のヘアスタイルやファッションも、まさに映画の世界。当時の「モダン」が凝縮されています。
驚きのラインナップと当時の物価
特売品リストを覗いてみると、当時の生活感が見えてきて非常に興味深いです。いくつかピックアップしてみましょう。
| 品目 | 市価 | 特売価格 |
|---|---|---|
| 一流メーカー 紳士服 | 13,000円 | 8,000円 |
| コーヒーセット(5客組) | – | 350円 |
| 大島まんじゅう(10個入) | 100円 | 80円 |
| ドーナツ(1袋) | 50円 | 40円 |
1階にはプロパンガスや石油器具、2階には家具やベビー用品、そして大食堂……。まさに「家族で1日楽しめる魔法の箱」だったことが伺えます。
街をあげての祝賀ムード
広告の隅には「22日 開店記念自動車大パレード」の文字もありました。当時はまだ自家用車が珍しい時代。盛岡のメインストリートを車が連なってパレードする光景は、さぞかし壮観だったことでしょう。
今も変わらぬ「サンビル」の姿
現在のサンビルは、デパート形式ではなくなりましたが、今もなお大通りの顔として、イベントや地下の飲食店街などで私たち市民を支えてくれています。
この古い切り抜きを見ると、60年以上前からこの場所が「盛岡の賑わいの中心」だったことを改めて実感しますね。もし、おじいちゃんやおばあちゃんが近くにいらしたら、当時の思い出を聞いてみてはいかがでしょうか?
