大船渡木工団地の倒産(S53.2.28)

大船渡木工団地は、経営難に直面し、最終的に倒産に至った。原因は、原料や経費の高騰、価格低下、需要の停滞、さらには東南アジアからの低コスト製品が競争相手となったためである。特に、逆ざや現象により、操業を続ければ続けるほど赤字が増大していき、最終的には資金繰りが厳しくなった。

また、同団地では、製品の品質向上や新製品の開発に努めたが、競争に勝てず、経営状態は悪化。労使間の話し合いの結果、退職金の支給が決まり、団地の機能は失われることとなった。最終的に、連帯保証している県や団地組合などの支援を受け、経営再建を目指すが、製品の需要の低迷が続き、倒産に追い込まれた。

地域経済への影響は大きく、同団地の倒産後、他の企業や産業にとっても深刻な問題となった。しかし、最終的には地域経済の復興に向けた動きが見られ、他の企業の進出や支援が進んでいる。


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