自民党は杉田水脈を擁立してレイシスト取り込み戦略?
こんにちは、みなさん。今日はちょっと気になる政治ニュースを拾ってきました。2025年3月5日の北海道新聞デジタルによると、自民党が来る7月の参議院選挙の比例代表に、元衆院議員の杉田水脈氏(57)を擁立する方針を固めたそうです。このニュース、ネット上でも賛否両論が飛び交っていて、特に「自民党はレイシストの票に頼るつもりなのか?」という疑問がちらほら。今回はこの話題を掘り下げてみます。どう思いますか、ぜひ最後まで読んで感想を聞かせてくださいね。
杉田水脈って誰?
まず、杉田水脈氏についておさらい。彼女はこれまで自民党の衆議院議員として活動し、比例中国ブロックから3期当選してきた政治家です。でも、正直言って彼女の名前が挙がるときって、政策の功績よりも「問題発言」がセットで話題になることが多いですよね。例えば、2018年の「新潮45」寄稿で「LGBTは生産性が低い」と発言して大炎上したり、アイヌ民族や在日コリアンに対する差別的な投稿で、札幌法務局などから「人権侵犯」と認定されたことも(2023年)。さらに、裏金問題で1564万円の不記載が発覚し、党から役職停止6カ月の処分を受けた過去もあります。
要するに、彼女は保守層には熱烈に支持される一方で、リベラル層や人権を重視する人たちからは「レイシスト」と批判されがちな存在。ネットでは「自民党の極右アイコン」なんて揶揄されることもあります。
自民党の戦略、どう読む?
さて、そんな杉田氏を参院選の全国比例区に擁立するって、一体自民党は何を考えてるんでしょうか。質問にある「レイシストの票に頼る戦略なのか?」という視点から考えてみます。
参院選の比例代表って、政党名じゃなくて個人名を書く「非拘束名簿式」。つまり、杉田水脈という「名前」にどれだけ票が集まるかが勝負なんです。彼女のこれまでの発言やスタンスを考えると、支持層は明確——いわゆる「ネット右翼」や「保守強硬派」、そして安倍元首相の路線を引き継ぐ「安倍派」のシンパたち。この層って、数はそこまで多くないかもしれないけど、熱量がすごい。SNSやYouTubeで拡散力を持っていて、選挙になると組織票並みに動くんですよね。
自民党としては、こういう「コアな支持層」をがっちり固めることで、全体の票を底上げしようとしてる可能性はあります。特に、裏金問題や支持率低迷で党全体が揺れている今、保守派の「離党」や「投票棄権」を防ぐために、彼女みたいな「旗印」を立てるのは戦略としてアリっちゃアリなのかも。
でも、それって「レイシスト票頼み」なの?
ここでポイントなのが、「レイシスト票」という言葉の定義。杉田氏の発言が差別的だと批判されるのは事実だし、法務局からも人権侵犯と認定されてる。でも、彼女を支持する人たちは「レイシスト」とは自認してなくて、むしろ「日本の伝統を守る愛国者」とか「リベラルなポリコレに立ち向かう戦士」って見てるんですよね。Xの投稿を見ても、「杉田さんは日本を守るために戦ってきた!」みたいな声が目立ちます。
つまり、自民党が狙ってるのは「レイシスト票」というより、「反リベラル」「反ポリコレ」を掲げる保守層の票。彼女の過激な発言は、そういう人たちにとって「分かりやすいシグナル」になるわけです。ただ、それが結果的に「レイシストと見られるリスク」を背負うことになるのは否めない。国際社会での日本のイメージとか、人権意識の高まりを考えると、結構な賭けに出てる感じはしますね。
リスクとリターンのバランスは?
自民党にとってのメリットは、保守層の票を固められること。でも、リスクもデカい。杉田氏の擁立が決まれば、野党や市民団体から「差別主義者を公認するのか!」と猛批判されるのは目に見えてます。実際、Xでも「レイシストを厚遇する自民党、終わってる」みたいな声がすでに上がってる。
さらに、全国比例区って全国民が見る舞台。地方の比例ブロックなら「まあ、あの地域の話だし」ってスルーされるかもしれないけど、全国区だと注目度が段違い。彼女の問題発言が再燃して、自民党全体のイメージダウンにつながる可能性もある。石破茂総裁が掲げる「信頼回復」路線ともズレてる気がして、そこがどう整合性取れるのか疑問です。
私の感想
個人的には、この擁立って「短期的には票になるかもしれないけど、長期的には自民党の足を引っ張るんじゃない?」って思います。杉田氏の言動って、良くも悪くも「分断」を煽るタイプ。2025年の今、人権や多様性が世界的な潮流なのに、わざわざ逆行するような人材を押し出すのは、時代錯誤感が否めない。
「レイシスト票頼み」というよりは、「保守票の最大化」を狙った戦略なんだろうけど、それが裏目に出て「自民=差別容認」ってレッテルを貼られたら、党全体のダメージは計り知れないですよね。みなさんはどう思いますか?コメントでぜひ意見聞かせてください!
まとめ
というわけで、自民党が杉田水脈氏を参院選比例区に擁立する動き、確かに保守層を狙った戦略っぽいけど、「レイシスト票頼み」とまでは言い切れない。ただ、リスクが高いのは確かで、どうなるかは選挙戦が始まってみないと分からないですね。注目してみましょう。それでは、また次の話題で会いましょう!