松尾村で全国育樹祭(S59.10.15)

第8回全国育樹祭は、昭和59年10月15日に岩手県松尾村で皇太子ご夫妻を迎え、約9,000人が参加して開催されました。式典では、10年前の全国植樹祭で植えられた南部赤松の手入れが行われ、参加者全員が緑豊かな郷土づくりを誓いました。皇太子殿下は「緑に力を未来に夢を」というテーマを掲げ、全国の森林管理の重要性を強調されました。式典では、林業後継者の意気込みや緑の少年団の活動発表、キジの放鳥などが行われました。

皇太子ご夫妻は式典後、地域住民や林業関係者と交流し、森林管理の実演を視察されました。また、前日には育林技術交流集会や少年団の発表大会が併催され、林業の未来に向けた討議が行われました。皇太子ご夫妻はさらに岩手県内の文化財や地域施設を視察され、地元の発展に寄与する活動に関心を示されました。全国育樹祭は地域の森林整備と林業の振興に大きく貢献しました。


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