海外にお金をバラマキするより日本国内に使った方が良くない?
こんにちは! 最近、ネットやSNSで「日本が海外に何億円、何兆円とお金をばらまいてる!」なんて話題をよく見かけますよね。確かに、ニュースで「政府が〇〇国に〇〇億円の支援を決定」なんて聞くと、「そんなお金があるなら、日本の教育や福祉にもっと使ってよ!」って思う気持ち、めっちゃ分かります。今回は、そんな疑問をブログ風にゆるっと解説してみます。海外支援のメリットって何なのか、日本にとってどんな意味があるのか、一緒に考えてみましょう!
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そもそも「ばらまき」ってどれくらいの規模なの?
まず、「日本が海外にばらまいてる」というお金の話から。日本の政府開発援助(ODA)って聞いたことありますか? これは簡単に言うと、発展途上国を支援するための資金や技術提供のこと。外務省のデータによると、2022年度のODA総額は約2兆2,000億円くらい。これ、確かにでかい数字ですよね。SNSでは「岸田政権で30兆円!」とか「累計200兆円!」なんて数字も飛び交ってますが、年間で見ると2兆〜3兆円規模が最近のトレンドみたいです。
一方、日本の国家予算は一般会計で約110兆円(2023年度)。教育関連だと文部科学省の予算が約5兆円、社会保障費(福祉とか医療とか)は約35兆円くらい。比べると、ODAって予算全体の2〜3%くらいなんですよね。「ばらまき」と言うほど膨大じゃないけど、やっぱり「その分を国内に使えれば…」って思っちゃいますよね。
海外にお金を使うメリットって何?
じゃあ、なんで日本はそんなお金を海外に使ってるんでしょう? これ、実は「ただの優しさ」だけじゃないんです。メリットをいくつか挙げてみるとこんな感じ。
国際的な信頼と影響力アップ
日本って資源が少ない島国だから、食料やエネルギーとか、海外に頼らざるを得ない部分が多いんです。ODAで友好関係を築いておけば、「何かあったときに助けてね!」って言える土壌ができる。たとえば、東日本大震災のとき、たくさんの国が支援してくれたけど、これって普段からの付き合いがあってこそなんですよね。
経済的なリターンもあるよ
ODAの中には「円借款」っていう貸付型の支援があって、これ実は返済されるお金なんです。しかも、インフラ整備とかのプロジェクトだと、日本の企業が仕事を受注することもある。たとえば、アジアの港や鉄道を作るのに日本企業が関われば、その国の経済が成長して、将来的に日本のビジネスチャンスも増える。Win-Winってやつですね。
平和と安定が日本の安全にもつながる
たとえば、フィリピンとかベトナムに支援して海上保安能力を強化してもらえば、南シナ海の治安が良くなって、日本の貿易ルートが安全になる。遠くの国の安定が、実は日本の生活にも影響してるんです。
でも、教育や福祉にもっと使ってほしいよね?
とはいえ、「海外への支援も大事だけど、国内の教育や福祉がもっと充実してほしい!」って声もめっちゃ分かります。たとえば、日本の大学授業料って高いし、奨学金の返済で苦しむ若者も多い。福祉だって、高齢化が進む中で介護や医療の負担が重い家庭もたくさんありますよね。SNSでも「奨学金10兆円をチャラにできるならそっちを優先して!」なんて意見が飛び交ってるくらい。
確かに、ODAの予算の一部でも国内に振り向けられたら、たとえば学校の施設がもっと良くなったり、介護職員の給料が上がったりするかもしれない。でも、政府としては「海外支援は長期的な国益、国内は別の予算で対応」ってスタンスみたいなんですよね。
バランスが大事じゃない?
結局、「海外支援」と「国内の教育・福祉」、どっちも大事だけど優先順位やバランスが問題なのかも。日本が国際社会で生きていくためには、ある程度の海外支援は必要。でも、国民が「自分たちの生活が後回しにされてる!」って感じちゃうなら、政府の説明や使い方の透明性がもっと必要ですよね。「何のために、どれくらい使ってるのか」をちゃんと国民に伝えて、納得感を持たせるのも大事だと思います。
いかがでしたか?
というわけで、日本が海外にお金を「ばらまく」背景には、意外と現実的なメリットがある一方で、「国内にもっと使って!」って気持ちもすっごく理解できるよね、って話でした。あなたはどう思いますか? 「海外支援も大事だけど、まずは国内!」派? それとも「いやいや、グローバルな視点も必要でしょ!」派? コメントで教えてくださいね。それでは、また次回のブログでお会いしましょう〜!
(追記:ちなみに今日は2025年3月2日。春が近づいてきてワクワクしますね!)