サンビル開業広告(S37.4.21岩手日報)

【タイムトラベル】昭和37年4月21日、盛岡「サンビル」が誕生した日

みなさん、こんにちは。今日は、手元にある貴重な資料をご紹介します。
今から約60年以上前、昭和37年(1962年)4月21日(土曜日)の「岩手日報」の紙面です。

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この日の紙面を大きく飾っているのは、盛岡市民にとって馴染み深い、あの建物のオープンを知らせる全面広告。そう、「サンビルデパート(岩手県産業会館)」の開店当日です!


■ 華やかに「本日開店」!

紙面の最上部には、勢いのある筆文字で「はなやかに 本日開店」の文字が躍っています。
当時、盛岡大通に誕生したこのモダンなビルは、まさに街のシンボルでした。

「皆様のたのしいお買物センター……」

広告内の「開店のごあいさつ」には、新しい商業施設が誕生した喜びと、地域への期待が丁寧な言葉で綴られています。

■ 驚きの「開店記念大特売」!

広告の右側に並ぶ「特売品リスト」を見ると、当時の物価に驚かされます。

アイテム 当時の価格(例)
ナイロン靴下 80円〜150円
ノート(30枚) 8円
ドーナツ(1個) 10円
純毛背広地 1,300円〜

※紙面記載の価格より抜粋

■ 懐かしの地元商店街

紙面の下半分には、サンビルのオープンを祝う地元企業の広告がびっしりと並んでいます。
「丸藤菓子店」「花月堂」「佐々木煎餅店」といった今も愛される老舗から、懐かしの洋品店まで。盛岡の経済が大きく動いていたことが伝わりますね。

また、下段には建設に関わった安藤建設久米建築事務所の名前もあり、この巨大プロジェクトがいかに多くの人の手によって成し遂げられたかを物語っています。

おわりに

昭和37年といえば、東京オリンピックを2年後に控え、日本中が希望に満ち溢れていた時代。
一枚の古い新聞から、当時の盛岡の熱気を感じることができました。

みなさんのご家庭にも、こうした「街の記憶」を語る古い資料は眠っていませんか?

資料協力:昭和37年4月21日付 岩手日報(第8854号)


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