昭和32年

江刺で初のボートレース(昭和32年8月10日) hスポーツ

江刺で初のボートレース(昭和32年8月10日)

昭和32年8月15日の岩手民声新聞より。 江刺商工会が主催で、人首川で江刺で初のボートレースが開催されたという。 ただし「ボートレース」とは言っても競艇ではなく、優乱用のボートを漕ぐ競技会である。 以下の部に別れて開催されたという。 一般男子200m 高校男子200m 小学校100m 中学校100m…
江刺と金ヶ崎を結ぶ岩瀬橋が落下寸前で重量制限(昭和32年8月7日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺と金ヶ崎を結ぶ岩瀬橋が落下寸前で重量制限(昭和32年8月7日)

昭和32年8月15日の岩手民声新聞より。 8月5日の豪雨で、金ヶ崎の国道の渋川橋が落下寸前となってしまい、自動車は(水沢ではなく)岩谷堂を経由するルートを取ることになった。 しかしこの岩谷堂ルートにしても時ならぬ自動車ラッシュで岩瀬橋が落下寸前となってしまい8月7日から4トン制限を敷くこととなった。…
旧渋民村民「合併したらなんで村名が玉山村なの…」 a盛岡・岩手郡・紫波郡

旧渋民村民「合併したらなんで村名が玉山村なの…」

「昭和の大合併」で多くの町村が合併したが、その悲喜こもごもを昭和32年6月26日の読売新聞は報じている。 青森県十和田市は三本木市から改名したら、上北郡十和田町や秋田県十和田町と混同されるように。電話局も「十和田局」となり、「十和田湖局」と混同されるようになった。(当時は自動電話ではなく、まず交換手…
県立図書館は本が増え過ぎて整理が追い付かない(昭和32年5月31日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

県立図書館は本が増え過ぎて整理が追い付かない(昭和32年5月31日)

昭和32年5月31日の岩手日報より。 県立図書館は大正11年に創設されたが、この当時は蔵書素は15,000冊だった。 そして蔵書は増え、昭和23年には60,000冊になり、整理がつかなくなり屋上にまで積み重ねられる事態となった。 そして昭和32年の時点では、100,000冊に達していた。 それで、未…
盛岡日活で「乃木将軍と日露戦争」「幸せは俺等の願い」「体当たり殺人狂時代」を公開(昭和32年5月29日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡日活で「乃木将軍と日露戦争」「幸せは俺等の願い」「体当たり殺人狂時代」を公開(昭和32年5月29日)

昭和32年5月28日の岩手日報より。 盛岡日活で「乃木将軍と日露戦争」「幸せは俺等の願い」「体当たり殺人狂時代」を公開する。 「幸せは俺等の願い」は昭和32年3月3日初公開の日活映画で、フランキー堺や左幸子が出演。 「体当たり殺人狂時代」も昭和32年3月3日初公開の日活映画で、大宮デン助・清川虹子・…
盛岡中劇で「友情ある説得」「キング・ソロモン」封切!(昭和32年5月28日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡中劇で「友情ある説得」「キング・ソロモン」封切!(昭和32年5月28日)

昭和32年5月27日の岩手日報より。 盛岡中劇では「友情ある説得」と「キング・ソロモン」を二本立てで封切した。 「友情ある説得」(原題:The Friendly Persuation)は米MGM配給で日本初公開は昭和32年1月4日。主演はゲーリー・クーパー。 「キング・ソロモン」(原題:King S…
盛岡・国劇で「熱砂の舞」「オドンゴ」公開!(昭和32年5月28日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡・国劇で「熱砂の舞」「オドンゴ」公開!(昭和32年5月28日)

昭和32年5月27日の岩手日報より。 盛岡の洋画封切館・国民映画劇場では「熱砂の舞」と「オドンゴ」を公開する。 「熱砂の舞」(原題:Zarak)は、中東のアフガニスタン国境を舞台にした米コロムビア映画で日本での初公開は昭和31年12月20日。 「オドンゴ」(原題:Odongo)はケニアを舞台にした、…
盛岡東映で「抜打ち浪人」「かぶと虫の妖奇」を封切!(昭和32年5月28日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡東映で「抜打ち浪人」「かぶと虫の妖奇」を封切!(昭和32年5月28日)

昭和32年5月27日の岩手日報より。 盛岡東映では「抜打ち浪人」と「少年探偵団 かぶと虫の妖奇」を封切する。 いずれも東京での初公開は昭和32年5月20日なので、ちょうど1週間のタイムラグ。 「抜打ち浪人」は、大友柳太朗が主演の剣豪モノの時代劇。 「少年探偵団 かぶと虫の妖奇」は、明智小五郎シリーズ…
使いよい電話台は盛岡・呉服町の「アカザワ号」で(昭和32年5月27日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

使いよい電話台は盛岡・呉服町の「アカザワ号」で(昭和32年5月27日)

昭和32年5月27日の岩手日報の広告欄より。 電話台「アカザワ号」の広告が出ているが、注目すべきは黒電話がダイヤル式であること。 当時、盛岡の電話はダイヤル式ではなく「共電式」という、受話器を上げれば電話局の交換手につながるという方式であった。 この年の8月からダイヤル式自動電話が導入されるのだが、…
釜石・和山牧場で闘牛大会(昭和32年5月26日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・和山牧場で闘牛大会(昭和32年5月26日)

昭和32年5月27日の岩手日報より。 釜石市の山奥にある和山牧場では、100年以上の歴史を持つ闘牛が名物であったという。 これを見るために、釜石市内外からバスやジープやトラックで2,000人以上の観客が詰めかけたという。 この時期最強だったのは、この和山牧場組合が所有する9歳の「大宮号」であったとい…
昭和32年の盛岡郵便局の一日局長は地裁所長 a盛岡・岩手郡・紫波郡

昭和32年の盛岡郵便局の一日局長は地裁所長

昭和32年4月24日の読売新聞岩手版より。 昭和32年4月24日読売新聞岩手版より。 「郵便週間」(4月20~28日)にちなみ、盛岡郵便局では市内の名士を「一日局長」に。 この年は盛岡地方裁判所長。 局長の手ほどきを受けながら慣れない手つきでスタンプを押していた。 また、新しく完成したばかりの郵便局…
1,500円の二眼カメラ「ミューズフレックス」(昭和32年4月22日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

1,500円の二眼カメラ「ミューズフレックス」(昭和32年4月22日)

昭和32年4月22日の岩手日報の広告欄より。 仙台のコセキカメラは盛岡にも支店があり、岩手日報にも広告を出していた。 当時の大衆的二眼カメラ「ミューズフレックス」は、1,500円で買うことができた。 ミューズフレックスとはどのようなカメラであったか? 以下のページに概略が書いてある。 いわく「子供の…
釜石市営ビルの煙草屋さんのジュウシマツ(昭和32年4月22日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石市営ビルの煙草屋さんのジュウシマツ(昭和32年4月22日)

昭和32年4月22日の岩手日報より。 釜石市営ビルで煙草や鉄瓶などの土産物を売っている57歳の男性は、ジュウシマツを完全に飼いならしている。 「飛びなさい」と言えば飛ぶ、「おいで」と言えば来る。 本人によれば「ジュウシマツは飼ってるのではなく、一緒に生活しているのです。それで愛情で慣らすのです」と楽…