山田線の宮古〜山田の駅をどこに置くかの会議(昭和3年8月29日)

昭和3年9月1日の岩手日報より。

当時、山田線は盛岡から上米内しか開通していなかった。

しかし、「山田線」と言う路線名にある通り、いずれは山田町を通って、釜石まで開業する予定ではあった。

この時点では、区界までは開通が予定されており、区界から宮古の間は、7カ所の駅が開設される予定であった。

では、宮古から山田をどうするか。

そのための打ち合わせが、8月29日に宮古町役場で熊谷巌代議士出席の上で、沿線の各町村の代表を集めて行われた。

その結果、以下の通り決まった。

  • 宮古町:9月上旬の商工会の総会で決定
  • 津軽石村:1カ所
  • 磯鶏村:2カ所
  • 豊間根村:1カ所
  • 大沢村:路線は当村を経由してほしい
  • 山田町:1カ所

 

 


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