警察「ガソリンの統制破りしやがって!配給は無しだ!」→製糸会社「春繭の集荷シーズンに御無体な…」

昭和14年7月1日の岩手日報より。

岩手県内の県是製糸などがガソリン統制を破って16,000ガロンのガソリン密売事件をやらかした。

県是製糸側は「規制前に契約したものが規制後に到着しただけ。別に密売のつもりはなかった」と言うが、警察経済保安課は「同情する余地はない」と、ガソリン5,000ガロンの特配を拒絶することにした。

これは春繭の集荷時期に当たり、影響は大きい。

善後策として貨物列車で輸送するにしても、列車での繭の輸送が生繭に悪影響を及ぼすことはすでに諸々の実証結果から明らかであった。

県下18,000の養蚕農家にも影響することから、憂慮される事態であると頭を抱えていた。

 

ちなみに、どこの県にも県単位の製糸会社があったようで、現在でも下着メーカーとして知られる「グンゼ」もまた、京都府何鹿郡の「郡是」会社であった。

 


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