岩手病院から精神分裂症患者が飛び降り自殺(昭和26年4月27日)
1951年4月27日
2021年12月31日
昭和26年4月27日の「夕刊いわて」より。
それは水沢から精神分裂症で入院中の東北配電に勤務する男性で、付き添いの妻や甥が便所に行っている間のことであったという。
4人の子宝に恵まれ幸せに暮らしていたところ、不眠を訴えるようになり「舌を噛めば眠れるだろう」と舌を噛みちぎったので急遽入院となったのだという。
本来、精神病患者は保養院に入れるのが正規の手続きであるが、状態が良いので付き添いを2人付ければ大丈夫だろうと病院への入院になったのだという。
ところで「岩手病院」と出てくるのは、岩手医大病院のことだったらしい。