くろがねノーバ(昭和35年4月20日)

盛岡バスセンターが開業したその昭和35年4月20日の岩手日報の広告欄より。

今はなき東急くろがね工業のトラック「ノーバ」の広告が出ている。

販売店は岩手県域で独立していたわけではなく、「宮城くろがね販売岩手支店」として、盛岡の大沢川原(下ノ橋の盛岡駅よりで現在の岩手女子高校の近辺)にあったようである。

 

東急くろがね工業は「オオタ」の系譜も継ぐようであったが、販売網が弱く昭和37年に日産に吸収される形で姿を消している。

そりゃまあトヨタが昭和30年代前半の時点で「岩手トヨタ」と県域の販売会社を持っていたのに対して、くろがねは東北でやっと1つ、という状況では勝負はついていたのだろう。

 


showa
  • showa

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です