釜石・鈴子温水プールが解体開始(昭和39年6月1日)

昭和39年6月3日の岩手東海新聞より。

一時期は「東北唯一の温水プール」として、冬季水泳大会も行われた釜石製鉄所の鈴子プールが、6月1日から解体を始めた。

鈴子プールは、三鬼隆が昭和11年に防火用の貯水池として作ったのが始まりであり、それまでプールのなかった釜石市のために、プールとして釜石市民に開放したのが始まりである。

昭和39年の時点で、製鉄所で栄えていた釜石市内の各学校にはプールが整備され、鈴子プールの必要性が薄れていたようである。

釜石製鉄所では、このプールに代わって新しいプールの建設計画を行っていると言う。

 

 


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