卓球王国・釜石高校(S36.1.11岩手東海新聞)
1961年1月11日
2026年1月11日
昭和36年1月11日付の岩手東海新聞に、当時の釜石高校卓球部の躍進を伝える興味深い記事が掲載されていました。昭和38年に釜石北高校が分離する前の、まさに卓球王国としてその名を馳せていた時代の記録です。
記事の大きな見出しには卓球、釜高の伝統、猛練習で優秀選手輩出と掲げられており、当時の釜石スポーツ界において卓球部がいかに順調な成長を遂げていたかが強調されています。県内の大会では常に優勝を争い、悪くても2位や3位という輝かしい成績を収めていたことが記されています。
その強さは高校の枠に留まらず、卒業後も日本大学や専修大学といった卓球の名門校へ進学して活躍する選手を数多く生み出していました。さらに社会人となってからも、釜石製鉄や産振、漁連といった地元の主要な組織に身を置き、同じ釜の飯を食った仲間として釜石の卓球界を支え続けていたようです。
掲載されている写真には、詰襟の制服をぴしりと着こなした4人のホープたちが凛々しく写っており、伝統を背負う若き選手たちの自信が伝わってくるようです。後に分離と再統合を経て現在の釜石高校へと至る歴史の中で、かつてこのような黄金時代があった事実は、スポーツの街としての釜石の層の厚さを改めて感じさせてくれます。
