ズーズー弁の軍事電報「メイヨノセンシヨウシ」

昭和12年12月13日の東京朝日新聞より。
支那事変で日本軍が南京などで戦闘していた頃のこと。

二戸郡浄法寺村から出征したある一等兵の留守宅に電報が来た。

「メイヨノセンシヨウシ」

つまりこれは「名誉の戦傷死」ということだ。

家族は写真を仏壇に飾って拝んだ。

ところがそれは「名誉の戦傷す」だったのだ。

発信者のズーズー弁が生んだ悲喜こもごも。

 

 


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