平金商店(電話盛岡48番)ではブルースター計算機を絶賛販売中

昭和30年5月18日の岩手日報に掲載された広告より。

コンピューターなんてものがなかった昔、計算機といえば「タイガー計算機」とかそういうのが主流だった、ということは知っている。

ブルースター計算機というものがどういうものであったかというと、統計資料館総務省統計局)のページによれば、以下のとおりであるという。

ブルースター計算機(20TD)
昭和26年に東京電気株式会社が製造した20桁の計算ができる計算機です。後に、「東芝ブランド」で製造販売され機械式計算機の終焉期まで続いたとのことです。

なるほど・・・
ただし、これをどのように使うかは不明。

個人的な思い出を言うと、こうした機械計算機に関しては思い出が2つ。

①子供の頃のこと。
建築・工事関係の職場で働いていた父親が、職場で使わなくなったクルタ計算機を持ってきた。
「これ何?」
「クルーターだ。昔の計算機だ」
その時、父親から使い方を教えてもらってしばらくおもちゃのように使っていたのだが、そのうち無くしてしまった。
それとも東日本大震災で流されたかのどちらか。

②大学の頃。
指導教授によれば「昔はタイガー計算機で計算しながら素麵を茹でて食べたのだった。暑い夏だった」とのこと。
理学部系のアカデミズムの場でも、そうした機械式計算機は役に立っていたようである。

 

 


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