改良「無煙かまど」で仁徳天皇の故事は古くなりました!(昭和32年8月15日)

昭和32年8月15日の岩手民声新聞の広告欄より。

この時期は電気炊飯器など一般的ではなかった時期なので、普通にかまどが広告を出している。

これは無煙かまどだそうで、いわく「仁徳天皇の故事も古くなりました」という。

仁徳天皇の故事とは?

それは、仁徳天皇が町を見渡すと家々のかまどから煙が立っていない。

これは、飯を炊けないほど民が貧しいのだと思い、税を軽くすることにした。

そうすると、家々からかまどの煙が立つようになったという、仁徳天皇の善政を物語る故事である。

 

 


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