大映若手スターの姿美千子と渚まゆみが釜石へ(S38.3.21岩手東海新聞)

【昭和レトロ・発掘】1963年の釜石に大映スターがやってきた!姿美千子&渚まゆみ来訪記

こんにちは。今日は、手元にある大変貴重な新聞の切り抜きから、当時の釜石が熱狂した「ある一日」をご紹介します。

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日付は昭和38年(1963年)3月21日。岩手東海新聞の紙面を飾っているのは、当時、映画界の若手ホープとして絶大な人気を誇っていた、大映の姿美千子さんと、渚まゆみさんです。

「“若さがいっぱい”」 映画館と新聞社を電撃訪問

お二人の来訪目的は、釜石の映画ファンへの挨拶。当時、釜石にあった映画館「第一劇場」での舞台挨拶を前に、岩手東海新聞の本社を訪れた際の様子が生き生きと記されています。

「姿、渚さんが本社を訪問」
紙面の見出しには、そんな弾んだ文字が躍っています。

当時の装いも詳細に書かれており、姿さんは「赤いツバのついた帽子に黒い毛糸の洋服」、渚さんは「赤と青のチェックのスカート」という、都会的でハイカラなスタイル。その美しさは紙面で「ふんだんに清潔な」と絶賛されるほどでした。

社員やファンが「サイン攻め」に!

新聞社を訪れた二人を待っていたのは、なんと「サイン攻め」の嵐でした。仕事の手を止めた社員や、聞きつけた近隣のファンが押し寄せ、予定になかった「即席祝賀会」のような盛り上がりになったそうです。

お二人は多忙なスケジュールの合間を縫って、笑顔でこう語っていました。

  • 釜石の海は素晴らしいですね」
  • 釜石のみなさんによろしく伝えてください」

時代背景:昭和38年の釜石

この新聞が発行された1963年は、翌年に東京オリンピックを控えた高度経済成長期のまっただ中。紙面の隣には「鵜住居・定内地区の簡易水道完成」のニュースも並んでおり、街がどんどん近代化していく、活気あふれる時代の空気が感じられます。

娯楽の王様が映画だった時代。銀幕のスターが自分の街に来てくれることが、どれほど大きな出来事だったか。この大きな写真と記事の熱量から、当時の熱気がひしひしと伝わってきますね。

今回のような古い資料から見える街の歴史は本当に面白いですね。
もし皆さんのご実家にも、こんな「お宝」が眠っていたら、ぜひ教えてください!


showa
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