葛巻町と岩泉町の間の国境峠(昭和40年10月18日)

昭和40年10月18日の岩手日報より。

「峠の秋」と言うシリーズ物記事の5回目。

岩手郡葛巻町と下閉伊郡岩泉町の境界にあるこの峠は、「国境峠」と呼ばれている。
読みは「くにさかい」で、盛岡市と下閉伊郡川井村の境界にある区界峠と全く同じ発音になってしまうと言う。

カーブの多い峠道で「破折注意」「標高六百五十四米」「警笛鳴らせ」といった標識がひしめいていたと言う。

三陸地方は、この記事から700年ほど前に、京都周辺から戦乱の敗残者や、金鉱を求める山師の集団など上方衆が入り込んであちこちに集落を形成したのだと言う。

この当時、道路が舗装されていたかどうかは、この記事から読み取ることができない。

 


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