釜石市の商店売り上げは県内4位に転落(昭和42年3月9日)

昭和42年3月9日の岩手東海新聞より。

岩手県は前年7月1日現在に2年ぶりに商業調査を実施したが、県内の商店の年間売り上げは3435億円であると発表した。

釜石の年間売り上げは、219億6100万円であり、盛岡・水沢・花巻について第4位となり、前回までの第二位の地位から後退していることがわかった。

このことは、釜石の経済界にショックを与えていると言う。

釜石が第4位に転落した理由については、「消費者盛岡中心になってきているからではないか」とコメントをした。

これに対し、釜石市商工観光課の課長は、「これまで釜石は第2位だったとは言え、水沢や一関に比較して差はわずかだった。そのダンゴの中なので大して深刻べきに考えるべきではないだろう」とそれほど深刻には捉えていなかった。

都市別の売上高は以下の通りであった。(単位:千円)

  1. 盛岡 14,394,900
  2. 水沢 2,374,100
  3. 花巻 2,310,000
  4. 釜石 2,196,100
  5. 一関 1,781,800
  6. 宮古 1,481,500
  7. 北上 1,411,500

 


showa
  • showa

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です