ビニロンとは?(昭和26年7月1日)
1951年7月1日
2022年4月16日
昭和26年7月1日の夕刊いわてより。
アメリか製の「ナイロン」に対して国産の「ビニロン」が出てきたとして、以下のように説明している。
材料は石灰石・コークス・水・空気。
軽くて丈夫であり、水や海水にも強いが、熱には弱い。
アイロンでも木綿や絹にかける温度以下で手早く処置する。
用途は毛糸代用、作業着、ロープ、家具のテーブル掛け、その他汚れの激しいところ。
しかし、感触や洗濯・アイロン掛けの弱さでは羊毛には及ばないとしている。