達曽部村でパワー系池沼が父を殴り殺す(S5.1.25)
1930年1月25日
2025年7月29日
昭和5年1月25日、岩手県上閉伊郡達曾部村(現・遠野市宮守町達曽部)で、37歳の男性が父親を殺害する事件が発生しました。この男性は精神薄弱とされ、普段から短気で、父親(当時67歳)との関係が悪く、しばしば口論が絶えませんでした。
事件当日、彼の7歳の息子が祖父に豆を求めましたが、祖父が「腹が減ったんなら飯を食へ!」と取り合わず、息子が泣き出しました。その様子を見て激怒した男性は、そばにあった木槌で父親の頭部を強打。さらに鑿で複数回刺し、再び木槌で頭部を打ち付けるという凄惨な方法で、父親を即死させました。この行為は、怒りに駆られた偶発的なものでした。
事件を目撃した14歳の娘が近隣住民に助けを求め、地元警察に通報。その後、警察が現場で犯人を現行犯逮捕しました。裁判では、犯人が心神耗弱状態であったことが認定されましたが、殺人罪で懲役15年の刑が言い渡されました。
この事件は、精神的な障害を抱えた人物の突発的な暴力と、家族内での葛藤が引き金となったものとされ、地域社会にも衝撃を与えました。