岩手県の新生児死亡率の高さは昭和初期からの悩みだった(昭和5年3月1日)
1930年3月1日
2022年1月23日
昭和5年3月1日の岩手日報より。
記事の見出しには「産婆を置いて嬰児の死を防ぐ 本県の死亡ベラボーに高率なので 社会課の対応策成る」とある。
具体的な数字は書いていないが、とにかく他府県に比べ「ベラボーに高率」だったらしい。
これに対し、岩手県社会課は以下のような対策を考えた。
- 産婆設置の普及。特に僻地。
- 妊産婦保護施設の具備
これを各町村衛生組合に通知するにあたり、それぞれの組合の資金状態を調査することになったという。