工兵第8大隊・輜重兵第8大隊の連合演習(S6.9.15岩手日報)
1931年9月15日
2025年8月13日
昭和6年9月15日の岩手日報によれば、盛岡の工兵第8大隊と弘前の輜重兵第8大隊による連合演習が、日詰付近の北上川両岸で実施されることになった。
これは、あらかじめ設定された想定に基づき、材料の授受や渡河訓練を行うものだという。
掲載された写真は、その前日の9月14日に撮影されたもので、盛岡(観武ヶ原か)から日詰へ向かう両大隊の行軍の様子をとらえている。
場所は盛岡市内のどこかとみられるが特定はできず、左側の電信柱に「船山医院」と読める文字があるように見える。もしそれが現在の盛岡市下ノ橋町の船山内科クリニックに連なるものであれば、この行軍写真は下ノ橋町付近で撮影された可能性が高い。