三陸縦貫鉄道と北上山系横断鉄道に国鉄の調査隊

「日本のチベット」と呼ばれていた岩手県の内陸北部に鉄道を通そうという計画は、実にこの頃からあった。

昭和30年1月10日読売新聞より

そこで、国鉄は調査隊を派遣して基礎調査を行うことになった。

区間は宮古〜小本〜久慈の「三陸縦貫鉄道」と、沼宮内〜岩泉〜小本の「北上山系横断鉄道」。

この時点では、いずれの路線も国鉄バスが先行開業していた。

これは、読売新聞による先行調査によるところが大きかったようで、国鉄の担当者も「今まで現地から色々な資料を受けていたが、第三者の調査した資料が欲しかった。読売の調査した資料が参考になった」ということであった。

 

 

 


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