愛国婦人会長「岩手支部の成績は大変よろしいです」(昭和7年10月31日)

昭和7年10月31日の岩手日報より。

愛国婦人会長の本野久子は、事務総長等を引き連れて石黒知事夫人の出迎えを受けて、10月31日12時18分着の列車で盛岡に来た。

14時からの岩手支部協議会に臨んだ本野会長は「石黒知事がよくやってくださるので、岩手支部の成績は誠によろしゅうございます。本部員一同感謝いたしております」と挨拶をした。

事務総長は岩手県の出身であったようで「愛国婦人会の事業はますます多事を尽くしており、1銃後の後援には最も力を尽くしています。東北地方は昨年来の凶作で同情に堪えません。本県は私の郷土でもあり、事情はよくわかっています。農村救済にも愛国婦人会は充分力を尽くすつもりです。愛国婦人会の進展は町村を単位に婦人運動に銃後の後援運動なりが渾然一体の精神科の下に成功して初めて効果を上げうると考えております」

 


showa
  • showa

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です