大船渡に大きな船が渡ってきた(昭和11年4月29日)

昭和11年5月1日の岩手日報より。

大船渡の港に、世界的に有数のタンカーであるノールウェイドラフン号が着岸した。

このドラフン号は、12,000トンであると言う。

そして、4500トンの重油を日石タンクにあげた。

この巨大の船の入稿に、気仙郡の郡民の見物客は500人から600人に及んだと言う。

子供たちは、日の丸の国旗をかざして迎えたと言う。

船長は船員に対し「おい日本の人たちは本当に優しくて良い人たちばかりだなぁ。この分ではこれからの公開はきっと恵まれるぜ」と言ったのだと言う。

そして、横30日に大船渡から和歌山に向けて航海の途に登ったのだと言う。

 


showa
  • showa

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です