山のボンペイ街のチャコ(357)匂いコするじゃ
1950年10月5日
2021年11月3日
昭和25年10月5日の岩手日報より。
この日に掲載された漫画「山のボンペイ街のチャコ」では、ボンペイが盛岡から帰宅する。
- 「あーあ やっぱり山はいいな。水の匂いコするよんた」
- 「林に来れば木の匂いコするし…」
- 「田んぼさ来れば稲の匂いコするし…」
- 「家さ入ればおづげ(おつけ:味噌汁)の匂いコするし、みんな懐かしじゃ」
「山のボンペイ」なので、どこかしらの山奥なのであろうが、全体的に盛岡市内か岩手郡の方言であるイメージがある。
一般名詞に「〜ッコ」を付けるのは、おそらくは内陸も沿岸も共通のはず。