釜石に多い身体障害者(昭和29年6月29日)

昭和29年7月1日の岩手日報より。

6月29日、盛岡日赤病院の眼科医長・耳鼻科医長・整形外科医長が身体障害者巡回検診班を組織して釜石市を訪れ、市民に対し検診を行った。

この中で多かったのは、昭和20年の釜石艦砲射撃で手足を失った人が多かったこと。

そして、遺伝性の疾患である網膜色素変性症による視覚障害者が多いことで、その日の少ない検診者の中でも3名も該当者がいたということに、医師たちも驚きを隠せないようだった。

 

 


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