和賀地方では近年にない豪雪でバスが走れず馬ソリ出動(昭和31年2月5日)
1956年2月5日
2022年3月31日
昭和31年2月7日の河北新報岩手版より。
それでなくとも湯田村や沢内村といった和賀郡西部は岩手県内で最も積雪のある地方であった。
ところがこの冬は、それに輪をかけた豪雪となり、湯田村川尻では5日現在で230cmと数十年ぶりの記録的な豪雪であったという。
これでは車は走れず、郵便配達人や警察官はスキーで、一般客は乗り合い馬ソリで鈴の音も軽やかに村を横断していたという。
写真は横黒線荒沢駅(ダムで沈んだ大荒沢駅のこと?)。