釜石・シネマセンターで「夜の放蕩者」「鬼酋長バンダ」公開!(昭和34年7月22日)

昭和34年7月20日の岩手東海新聞より。

釜石・シネマセンターでは「夜の放蕩者」と「鬼酋長バンダ」を公開する。

「夜の放蕩者」(原題:Le Desotdre et la Nuit)は1957年の仏映画で日本初公開は昭和33年8月30日。ジャン・ギャバンが出演。

「大酋長バンダ」については、どこを検索しても出てこない。
出演者のジェイムズ・エリスンで検索すると、昭和26年12月14日初公開の「ジェロニモ」(原題:I killed Geronimo)は出てくる。

ともあれ、この時代は白人こそが侵略者だという観点はなく、とにかくインディアン(ネイティブ・アメリカン)が凶悪であるという観点しかなかった。

アメリカでの公民権運動の高まりで、こうした視点が意識されるようになると、西部劇は衰退していくことになった。

 


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