月: 1960年1月

釜石の長寿部落(昭和35年1月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石の長寿部落(昭和35年1月1日)

昭和35年1月1日の岩手東海新聞より。 この年、日本一の高齢者であったのは釜石市尾崎白浜に住む中村重兵衛氏であった。 この尾崎白浜と言う集落、釜石湾の南側にあり、釜石港から1日数回、巡航船が出ていると言う人口700人の集落であった。そのうち、75歳以上のお年寄りは23人もいると言う。 110世帯のほ…
釜石・中妻地区を緑の理想都市に(昭和35年1月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・中妻地区を緑の理想都市に(昭和35年1月1日)

昭和35年1月1日の岩手東海新聞より。 この当時、釜石駅の西側の中妻地区は、新聞の表現をそのまま借りれば「釜鉄ビル住宅、ハーモニカ長屋の間に無計画にひしめき合うスラム街」だったのだと言う。 これを、5年後には近代都市として再生させようと言う計画であった。 釜石市が都市計画区域11万坪、2億9000万…
10年後の釜石の未来図(昭和35年1月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

10年後の釜石の未来図(昭和35年1月1日)

昭和35年元旦の岩手東海新聞より。 昭和35年の元旦を記念して、「10年後の釜石の理想図」と言う記事が出ている。 それを、釜石市都市計画課の23歳の職員に聞いてみたのである。 まずは、工業都市として、人口増加をどうするか、また観光客の楽しめる都市としての名を轟かせようと言うことであった。 また、工場…
盛岡バスセンターの向かいに昭和石油ガソリンスタンド完成(昭和35年1月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡バスセンターの向かいに昭和石油ガソリンスタンド完成(昭和35年1月1日)

昭和35年元旦の岩手日報の広告欄より。 盛岡バスセンターの前に昭和石油盛岡モデルステーションが完成するという。 ・・・というか、この時点では盛岡バスセンターの開業はこの年の4月20日であり、まだバスセンターとしてはオープンしていなかったはず。 それでもバスセンターに対する期待は大きかったのだろうか。…
新春映画は料金の安い二番館で!(昭和35年1月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

新春映画は料金の安い二番館で!(昭和35年1月1日)

昭和35年元旦の岩手日報の広告欄より。 かつて、映画館は新作映画を上映する「封切館」のほかに、古い映画を安く上映する「二番館」「三番館」「名画座」と分けられていた。 こうしてみると、昭和30年代始め頃までは松竹系の封切館であったSY内丸座は二番館となっている。 SY内丸は歴史のある映画館であるが、映…
お正月映画は盛岡市内の封切館で!(昭和35年1月1日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

お正月映画は盛岡市内の封切館で!(昭和35年1月1日)

昭和35年元旦の岩手日報の広告欄より。 世はまさに映画の全盛期。 特に正月は各社とも新作映画の封切りをぶつけて来る書き入れ時であった。 盛岡中劇は洋画で「北々西に進路を取れ」(原題:North by NorthWest)と「それはキッスで始まった」(原題:It Started with a Kiss…
日興証券仙台支店「繁栄の1960年 マネービルを始めましょう!」(昭和35年1月1日) m県外・参考

日興証券仙台支店「繁栄の1960年 マネービルを始めましょう!」(昭和35年1月1日)

昭和35年元旦の岩手日報の広告欄より。 日興証券仙台支店が「マネービルを始めましょう」と広告を打っている。 マネービル… なんだか懐かしい響きである。 少なくとも昭和50年代中頃まではこんなコピーを見ていた覚えはある。 ところで、他の広告が七十七銀行だったり三色最中だったり、仙台の企業のものばかりだ…
釜石・国際劇場の新春第2弾は「丹下左膳 妖刀濡れ燕」「べらんめえ芸者」(昭和35年1月3日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・国際劇場の新春第2弾は「丹下左膳 妖刀濡れ燕」「べらんめえ芸者」(昭和35年1月3日)

昭和35年元旦の岩手東海新聞より。 釜石・国際劇場の新春映画第2弾は「丹下左膳 妖刀濡れ燕」と「べらんめえ芸者」を公開する。 「丹下左膳 妖刀濡れ燕」は昭和35年1月15日公開の東映映画で、大友柳太朗・丘さとみ・青山京子などが出演。 「べらんめえ芸者」は昭和34年12月9日公開の東映映画で、美空ひば…
釜石・錦館では「二人の武蔵」「口笛が流れる港町」を東京より先行公開!(昭和35年1月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・錦館では「二人の武蔵」「口笛が流れる港町」を東京より先行公開!(昭和35年1月1日)

昭和35年元旦の岩手東海新聞より。 釜石・錦館では「二人の武蔵」「口笛が流れる港町」を東京に先駆けて公開する。 「二人の武蔵」は昭和35年1月3日公開の大映映画で、長谷川一夫・勝新太郎・本郷功次郎・市川雷蔵といった時代劇スターが一堂に出演。 「口笛が流れる港町」は昭和35年1月3日公開の日活映画で、…
釜石・シネマセンターの正月映画は「わが愛」「侍とお姐ちゃん」(昭和35年1月1日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石・シネマセンターの正月映画は「わが愛」「侍とお姐ちゃん」(昭和35年1月1日)

昭和35年元旦の岩手東海新聞より。 釜石のシネマセンターでは正月映画として「わが愛」「侍とお姐ちゃん」を上映する。 「わが愛」は昭和35年1月3日公開の松竹映画で、有馬稲子・佐分利真・乙羽信子などが出演。 「侍とお姐ちゃん」は昭和35年1月9日公開の東宝映画で、三橋達也・草笛光子・団令子・夏木陽介な…