釜石では普及度の低い「ポリライス」(昭和35年9月3日)
1960年9月3日
2022年4月5日
昭和35年9月3日の岩手東海新聞より。
釜石市内で栄養強化米「ポリライス」が売り出されて1ヶ月になるという。
しかし売れ行きはさっぱりだった。
ただし、中流家庭からは人気があるようで、西釜石(小佐野とか甲子とか?)と東釜石(大渡とか只越とか?)を比べると、小佐野・中妻を含む西釜石の方が売れ行きが良いという。
ポリライスは、学校給食など向けに現在でも売ってはいるようだ。
原材料はというと、「白米(国産)、食用油脂、でんぷん、砂糖/米ぬかろう、ビタミンB1、クエン酸、乳化剤、糊料(アカシア)、ビタミンB2」であるという。
ちょっと、混ぜ物をした食べ物をありがたがるという感覚は、ちょっと平成・令和の民にはわかりませんな。
・・・というか、「西釜石」「東釜石」なんて区分を初めて見た。
でも何となく、釜石線沿線の細長い部分は「西釜石」にカテゴライズされそうだというのは理解できる。
ただ、その教会はどこになるのだろう。
釜石駅から五ノ橋を渡ってすぐの中妻で「西釜石」なら、釜石駅周辺の鈴子はどうなる?