松尾鉱山の退職者が釜石線の車内で切腹(昭和37年11月5日)

昭和37年11月7日の河北新報岩手版より。

11月5日夜23時25分ごろ、釜石線の下りの釜石行きの列車が、洞泉駅に差し掛かった頃、前から2両目の列車の乗客が突然ナイフで腹を切って自殺しようとした。

他の乗客がこれを止めて、県立釜石病院に収容したが、全治1週間の怪我で命に別状はなかった。

自殺を図った乗客は、10月19日松尾高山を希望退職して、妻の実家のある釜石に身を寄せていたが、花巻に自動車の免許試験を受けに行った帰りであったと言う。

そして、ノイローゼ気味であったと言う。

 


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