暖冬で高松の池も氷が張らず(S7.1.6岩手日報)

昭和7年1月6日の岩手日報より。

当時、盛岡でスケートやアイスホッケーといえば、高松の池が中心的な舞台だった。しかし、この冬は異例の暖かさで氷が張らず、リンクは開設できない状態が続いていた。例年であれば正月を過ぎれば学生たちのインカレ(インターカレッジ)も行われ、氷上は賑わうはずだが、この年はそれも叶わず。

記者が試しに「バット」(たばこ)の空き箱を投げてみたところ、氷上に落ちることなく、そのまま水中に没してしまう有様。水面が広がる高松の池は、冬景色とは程遠い光景となっていた。


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