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特急「つばさ」新設により「はつかり」は一関を通過します(昭和38年11月14日) i一関・西磐井郡

特急「つばさ」新設により「はつかり」は一関を通過します(昭和38年11月14日)

昭和38年11月14日の岩手報知より。 12月5日から、上野から盛岡に「つばさ」が運行される予定であった。 より正確に言うと、上野からの特急列車が半分は秋田へ行き、半分は盛岡へ来ると言うことであった。 ともあれ、このダイヤは上りが一ノ関発が10時22分、上野着が16時55分、下りが上野発12時30分…
鶴見事故の犠牲となった釜石出身の学生が悲しき帰郷(昭和38年11月12日) e釜石・遠野・上閉伊郡

鶴見事故の犠牲となった釜石出身の学生が悲しき帰郷(昭和38年11月12日)

昭和38年11月12日の岩手東海新聞より。 11月9日の夜に発生した、横須賀線の鶴見事故では161人の犠牲者が出た。 その中には、釜石市出身の学生もいた。 釜石市内のお寺の住職の息子で、横浜市内に下宿しながら立正大学の夜間部に通っていた大学生が事故に巻き込まれたのである。 その遺骨は、11月12日1…
東和町〜大岳のバスが大岳温泉まで延長(昭和38年11月1日) h水沢・江刺・胆沢郡

東和町〜大岳のバスが大岳温泉まで延長(昭和38年11月1日)

昭和38年11月5日の岩手民声新聞より。 東和町と江刺市梁川を結ぶバス路線は、江刺市梁川の大岳止まりであったが、11月1日から、これを延長して大岳温泉まで伸びるようになったのだと言う。 これを記念して、最初のバスが到着するタイミングで、市長や市教育長、市役所の課長レベル、県南バス社長、県南バス江差営…
江刺市内の3カ所にカーブミラーを設置(昭和38年10月25日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺市内の3カ所にカーブミラーを設置(昭和38年10月25日)

昭和38年10月25日の岩手民声新聞より。 江刺警察署と県交通安全協会江刺支部では、秋の交通安全旬間にあたって、10月25日に市内の県道の危険な箇所3箇所でカーブミラーを設置することにした。 この3箇所は、岩屋堂の餅山と、玉里の玉崎・大和田の3カ所。 このカーブミラーは、一気に23,500円であると…
江刺にも国鉄バスを通して下さい(昭和38年10月21日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺にも国鉄バスを通して下さい(昭和38年10月21日)

昭和38年10月26日の岩手民声新聞より。 鉄道のない江刺では、内陸の主要都市と沿岸を結ぶ国鉄バスの運行を陳情しようとしていた。 そして関係する市町村の首長や議会議長の署名を得たために、市議会以降は仙台陸運局が運輸省に陳情することとした。 陳情する路線は以下の通り。 釜石〜遠野〜米里〜岩谷堂〜水沢 …
県道127号?米里-小友線の改修を県に陳情(昭和38年9月10日) h水沢・江刺・胆沢郡

県道127号?米里-小友線の改修を県に陳情(昭和38年9月10日)

昭和38年9月12日の岩手民声新聞より。 江刺市米里と遠野市小友を結ぶ県道127号米里-小友線は、岩手県南と沿岸を結ぶ重要な道路であった。 そこで、水沢・江刺・遠野・釜石の4市長の署名を持って、江刺市役所の関係者が盛岡に出て県庁に改修のための陳情書を手渡したのである。 ただし、どのように改修の必要な…
急行列車の愛称名が簡素化されます(昭和38年9月9日) i一関・西磐井郡

急行列車の愛称名が簡素化されます(昭和38年9月9日)

昭和38年9月9日の岩手報知より。 国鉄一関管理所は、東北支社で急行の愛称に使われている名前を10月から簡素化するという。 急行は「第一」「第二」、準急は「1号」「2号」で区別するという。 上野行 常磐線経由:十和田 東北本線経由:おいらせ、八甲田 奥羽本線経由:つがる 盛岡行 いわて 宮古行 陸中…
岩手東部バス釜石営業所にライトバス導入(昭和38年9月5日) e釜石・遠野・上閉伊郡

岩手東部バス釜石営業所にライトバス導入(昭和38年9月5日)

昭和38年9月5日の岩手東海新聞より。 岩手東部バス釜石営業所では、7月から19人乗りのライトバスを3台入れて、小規模な貸切需要に応じている。 それまでは、60〜70人乗りの大型バスしかなく、20人程度の観光団体では手が出ないレベルの需要に応えるもの。 貸切料金は以下の通り。 根浜海岸 4400円(…
東京〜八戸〜札幌の定期便が就航 m県外・参考

東京〜八戸〜札幌の定期便が就航

昭和38年6月20日、北日本航空が東京〜八戸〜札幌の定期便を開設。 機材はコンベア240で、ダイヤは以下の通りであったという。 札幌8:30〜八戸9:40〜羽田12:00 羽田13:00〜八戸15:00〜羽田16:30 当日の八戸空港は、札幌市長から八戸市長へのメッセージ公開や、ミス八戸による郷土玩…
普代村にスクールバス(昭和38年4月6日) d宮古・下閉伊郡

普代村にスクールバス(昭和38年4月6日)

昭和38年4月6日の岩手日報より。 これまで公共交通機関のなかった普代村の鳥茂渡地区から普代中学校までスクールバスが走るというニュース。 それまでは、普代中学校までの8~10kmの道のりを、朝5時に起きて2時間かけて通っていたのだという。 そのことで遅刻や欠席が多く、学力不振の一因になっていたという…
盛岡鉄道公安室が急行「おいらせ」車内の無法者を下車させる(昭和38年4月5日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

盛岡鉄道公安室が急行「おいらせ」車内の無法者を下車させる(昭和38年4月5日)

昭和38年4月7日の岩手日報より。 この時期、列車内での暴力が問題に乗っていた。 4月5日の7時過ぎ、上野行きの急行「おいらせ」の車内で、車内が満員であるにもかかわらず座席を広く占有して、他の曲に注意されても聞き入れないで眠ったふりをしていた酔っ払いの東京都内の工員を、盛岡駅到着と同時に、盛岡鉄道公…
北上機関支区の職員が廃物で防煙マスクを考案(昭和38年4月5日) g北上・和賀郡

北上機関支区の職員が廃物で防煙マスクを考案(昭和38年4月5日)

昭和38年4月5日の岩手日報より。 この前の年の12月、横黒線は和賀仙人から陸中川尻の間の14.5キロが、ダム建設で水没するため、線路が山手に切り替えられた。このことで勾配が急になりトンネルも6つが新設されることになったのである。 これまで、この区間を走る機関車の機関士は、旧軍隊が作った防毒マスクを…
観光バスが駅のトイレを使うなら1台につき100円頂きます l全県

観光バスが駅のトイレを使うなら1台につき100円頂きます

昭和38年3月30日の岩手日報より。 この時期になると、観光客のバスのシェアが増大したようで、国鉄の経営にも影響するようになってきた。 その観光バスはというと、駅に立ち寄ってトイレ休憩をする。 その清掃や汲み取りの費用は当然国鉄持ち。 そんな理不尽なことがあっていいだろうかと盛鉄局では、1台につき1…
花巻バスのストは泥沼化、どうしようもないのでトラックで通勤するサラリーマンも(昭和38年3月29日) f花巻・稗貫郡

花巻バスのストは泥沼化、どうしようもないのでトラックで通勤するサラリーマンも(昭和38年3月29日)

昭和38年3月29日の岩手日報より。 花巻バスの労働争議は泥沼化し、29日以降「無期限スト」の様相を呈してきた。 なぜこういう事態になったかというと、1月22日に岩手中央バスのストがあった際、中央バスに委託していた紫波町の通学バスを、花巻バスの貸し切りバスで運行しようとした。 いわゆる「スト破り」で…
渋滞が激しくなったので盛岡市内に「交通信号機」を設置します! a盛岡・岩手郡・紫波郡

渋滞が激しくなったので盛岡市内に「交通信号機」を設置します!

昭和38年3月29日の岩手日報より。 盛岡市内はとみに交通渋滞が激しくなってきた。 1日に開運橋付近では12,000台、中の橋付近では11,000台と、昭和33年の約2倍という状況であった。 盛岡警察署管内の自動車登録台数は約20,000台で昭和30年の5.3倍。 交通事故は592件と昭和30年の4…
東京のバス車掌募集(昭和37年11月7日) m県外・参考

東京のバス車掌募集(昭和37年11月7日)

昭和37年11月7日の河北新報岩手版より。 東京急行電鉄では、バス車掌の募集広告を出していた。 それは良いのだが、面接場所が仙台や古川の公共職業安定所であると言う。 岩手版なんだだから岩手の職安の広告を出せばいいのではと思うのだが、どうなんだろうか。  …
松尾鉱山の退職者が釜石線の車内で切腹(昭和37年11月5日) e釜石・遠野・上閉伊郡

松尾鉱山の退職者が釜石線の車内で切腹(昭和37年11月5日)

昭和37年11月7日の河北新報岩手版より。 11月5日夜23時25分ごろ、釜石線の下りの釜石行きの列車が、洞泉駅に差し掛かった頃、前から2両目の列車の乗客が突然ナイフで腹を切って自殺しようとした。 他の乗客がこれを止めて、県立釜石病院に収容したが、全治1週間の怪我で命に別状はなかった。 自殺を図った…
岩手県南バスの本社が移転新築(昭和37年7月28日) h水沢・江刺・胆沢郡

岩手県南バスの本社が移転新築(昭和37年7月28日)

昭和37年7月28日の胆江日日新聞より。 それまで、岩手県南バスは水沢市の駅通りに本社と営業所があったが、繁華街でバスの出し入れを頻繁にするのは危険であると言うことから、水沢市小山崎に移転することとなったのである。 そして、7月27日から本社の移転が始まり、7月中に移転が完了すると言う予定と言うこと…