岩手町ではキャベツを大漁出荷(昭和30年9月2日)
1955年9月2日
2022年4月15日
昭和30年9月2日の河北新報岩手版より。
岩手町のキャベツは、普段であれば9月に出回っていたところ、この年は夏蔬菜が早く終わってしまい値が良いので、8月下旬には出回るようになり、貨車が足りないほどであったという。
ここ数年は冷害であったが、この年は豊作であったという。
1俵(6貫)で、大阪300円、東京250円という昭和27年以来の高値であったという。
8月中に6車(300俵)出荷され、9月に入ったら、出荷計画を立てようとしていた県農産課を慌てさせたという。
9月中によは出荷計画量2500車のうち1000車程度だせば近年にない余裕が出ようということであった。