安家村の薪は引っ張りだこ(昭和32年10月14日)
1957年10月14日
2022年5月23日
昭和32年10月14日のデーリー東北より。
10月になると冬の支度が盛んになる。
木材や製炭材が安くならず、高い木炭を使うよりは薪ストーブを利用しようと言う例が多くなっていると言う。
相場としては、ナラ材で久慈市内では4000円前後、山形村でも3200円前後、雑木でも2700円と言う強気だったと言う。
そのような中でも、安家の薪は格安であり、久慈市内では引っ張りだこであった。
自衛隊八戸駐屯地でも、連日大型トラック20代を連ねて越冬の燃料として買い付けに来ていた。