伊勢湾台風なのに中体連の大会を強行

昭和34年9月29日の岩手日報より。

伊勢湾台風は岩手県内にも被害を及ぼした。

ところが、そのような中、盛岡市中体連は県営グランドで大会を中止しなかったのだという。

26日当日、盛岡市内は朝から風が強く激しい雨だった。

選手たちは待機中は傘を差していたとはいえ、寒さに震えながら、ずぶ濡れで競技をしていた。

見かねた教員が中止を申し入れたが、大会当局は大会を強行したのだという。

大会役員は岩手日報の取材に対し、
「この日を逃すと、県の中体連の大会でグランドが借りれなくなるんですよ?
それに11月になったらなったで寒くなるでしょ?
陸上競技なんて小雨でも結構するのが普通ですよ?
私はそんなにひどい天候だなんて思いませんでしたけど?
事故者もいないと聞いてますが?」

 

ちなみに、ここでいう「県営グランド」とは現在みたけにある県営運動公園ではなく、現在の上田の岩大グランドの位置にあった。

 


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